[大和高原クレインホースショー2022/日本馬術連盟公認2*競技会]
2022年5月13日(金)~5月15日(日)の3日間にわたり、大和高原クレインホースショー2022(開催地:乗馬クラブクレインオリンピックパーク/奈良県天理市)が開催され、大会最終日には中障害B・中障害C・中障害D各クラスのファイナル(決勝競技)が行われた(中障害Aのファイナルは不成立)。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
中障害飛越競技Dファイナル
-優勝-
田中 蒼&プレミオン号
(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)
20人馬が出場した中障害飛越競技Dファイナル(標準障害飛越競技238.2.1/110cm以下)では、7人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の54.28秒をマークした田中 蒼&プレミオン号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が見事に優勝を飾った。
続いて、岡村 実&ルフト号(新庄乗馬クラブ)が減点0、54.42秒で2位、山崎日菜乃&ラ・ファティーナ号(乗馬クラブクレイン三重)が減点0、57.15秒で3位、堀口礼奈&ストロベリータルト号(乗馬クラブクレイン学研枚方)が減点0、58.94秒で4位、泉野誠吾&ハニーディップ号(乗馬クラブクレイン大阪)が減点0、59.35秒で5位に入った。
プレミオン号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)は北海道産のサラブレッド種(14歳セン馬)。2014年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、奈良まほろばホースショー2015(2スター)で中障害飛越競技M-D優勝、みっきぃオータムホースショー2016(3スター)でみっきぃジャンプM-D partⅠ優勝、まほろばホースショー三木2017(2スター)で中障害飛越D標準Ⅰ優勝などの成績を残している。
中障害飛越競技Cファイナル
-優勝-
黒川美乃里&ペルセダンジュ号
(乗馬クラブクレイン多々良)
4人馬が出場した中障害飛越競技Cファイナル(標準障害飛越競技238.2.1/120cm以下)では、4人馬すべてがクリアラウンド。そのうち、一番時計の58.98秒をマークした黒川美乃里&ペルセダンジュ号(乗馬クラブ クレイン多々良)が見事に優勝を飾った。
続いて、井上もか&ウォーダン号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が減点0、65.10秒で2位、大会初日の中障害飛越競技CⅠ、2日目の中障害飛越競技CⅡを連勝した 田中 蒼&ヴァルキリー号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が減点0、68.65秒で3位、櫻井綾音&CRNコフスハーバー号(服部緑地乗馬センター)が減点0、69.30秒で4位となった。
ペルセダンジュ号(乗馬クラブ クレイン多々良)は日本スポーツホース種(6歳牝馬)。2020年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、この勝利が公認競技初優勝。ほかには、奈良スプリングホースショー2022(1スター)の中障害飛越競技Cで2位2回、桜花ホースショー2022 ジャンピング(2スター)で 中障害飛越競技 M-C 2位などの成績を残している。
中障害飛越競技Bファイナル
-優勝-
砂川成弘&グリーンロウスカイハイ号
(乗馬クラブ クレインオリンピックパーク)
4人馬が出場した中障害飛越競技Bファイナル(標準障害飛越競技238.2.1/130cm以下)では、砂川成弘&グリーンロウスカイハイ号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が73.60秒で唯一のクリアラウンドをきめて、見事に優勝を飾った。
続いて、原田恭児&グリーングローブレベル号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が減点4、65.86秒で2位、大会2日目の中障害飛越競技BⅡを勝った杉江俊哉&C’sファラー号(乗馬クラブクレイン東海)が減点4、72.70秒で3位、服部統祥&パタンガスカジノ号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が減点8、69.36秒で4位となった。
グリーンロウスカイハイ号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)はアイリッシュスポーツホース種(19歳セン馬)。2020年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、奈良スプリングホースショー2022(1スター)で中障害飛越競技M-B優勝、大和高原ジャンプショー2020(2スター)で中障害飛越競技M-B優勝、全日本ジュニア障害馬術大会2021でジュニアライダー障害飛越選手権26位、全日本障害馬術大会2021 Part IIでダービー競技決勝18位などの成績を残している。
※写真はイメージです