[冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク9/CSI5*Wellington FL]
現地時間11日、冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク9(開催地:アメリカ/フロリダ州ウェリントン)3日目に行われた$73,000 アデクアン® WEFチャレンジカップ・ラウンド9(標準障害飛越競技 238.2.2/155cm)にて、ダーラ・ケニー(アイルランド)&スリゴ・バロウ・ボーイ号が優勝。2位にマイケル・ダフィー(アイルランド)&ジェフ・テン・ハルヴェン号、3位にポール・オシェア(アイルランド)&スカラ・グレンズ・チャンセロレス号が入った。
第1走行
出場53人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は3番、2012ロンドン五輪個人銅メダリストのシアン・オコナー(アイルランド)&キルケニー号。続いて、6番のシェーン・スウィートナム(アイルランド)&アレハンドロ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、世界ランク9位のダーラ・ケニー(アイルランド)&スリゴ・バロウ・ボーイ号、マイケル・ダフィー(アイルランド)&ジェフ・テン・ハルヴェン号、ブライアン・モーグル(アメリカ)&バロウ・デュ・レヴェントン号、ユーリ・マンスール(ブラジル)&イベル・アスク号、ポール・オシェア(アイルランド)&スカラ・グレンズ・チャンセロレス号など11人馬がクリアラウンド。トータル13人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。
なお、世界ランク7位のケント・ファリントン(アメリカ)は減点4、同ランク8位のビージー・マッデン(アメリカ)は減点16、同ランク12位のマクレーン・ウォード(アメリカ)は減点12、同ランク18位のヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)、同ランク20位のハリー・スモルダーズ(オランダ)は減点4で走行を終え、ジャンプ・オフ進出を逃した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
4人馬が出場を辞退し、9人馬での争いとなったジャンプ・オフでは、3番目のマイケル・ダフィー(アイルランド)&ジェフ・テン・ハルヴェン号が34.90秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたシェーン・スウィートナム(アイルランド)&アレハンドロ号、シアン・オコナー(アイルランド)&キルケニー号のタイムを上回り、首位に立つ。
続いて、4番目のブライアン・モーグル(アメリカ)&バロウ・デュ・レヴェントン号、8番目のポール・オシェア(アイルランド)&スカラ・グレンズ・チャンセロレス号もクリアラウンドするが、いずれもダフィーのタイムには及ばない。
しかし、最終9番目のダーラ・ケニー(アイルランド)&スリゴ・バロウ・ボーイ号が、一番時計を1秒以上更新する33.75秒でクリアラウンド。見事に$73,000 アデクアン® WEFチャレンジカップ・ラウンド7を制し、優勝賞金24,090ドル(約262万円)を獲得した。
PHOTO:Sportfot