[冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク2/CSI3*Wellington FL]
現地時間24日、冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク2(開催地:アメリカ/フロリダ州ウェリントン)最終日に行われた$137,000 レスティレーン・グランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/150cm)にて、ベン・マー(イギリス)&ティック・タック号が優勝。2位にエリック・ラマーズ(カナダ)&ファイン・レディー5号、3位にコナー・スワイル(アイルランド)&GKココ・シャネル号が入った。
第1走行
出場45人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、3番のマック・コーン(カナダ)&ザイア・ディ・サン・ジョヴァンニ号。続いて、16番のニコル・シャヒニアン-シンプソン(アメリカ)&アクナ・マタタ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、世界ランク6位でLGCT2018・2019チャンピオンのベン・マー(イギリス)&ティック・タック号、同ランク8位のダーラ・ケニー(アイルランド)&エマートン号、2008北京五輪個人金メダリストのエリック・ラマーズ(カナダ)&ファイン・レディー5号、同五輪団体金メダリストのローラ・クラウト(アメリカ)&ゴールドウィン号、2012ロンドン五輪個人銅メダリストのシアン・オコナー(アイルランド)&カディス号など10人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル12人馬で争われることになった。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、8番目にスタートを切ったエリック・ラマーズ(カナダ)&ファイン・レディー5号が43.57秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたローラ・クラウト(アメリカ)&ゴールドウィン号、エンリケ・ゴンザレス(メキシコ)&チャクナ号以下のタイムを上回り、首位に立つ。
続く9番目、ダーラ・ケニー(アイルランド)&エマートン号、10番目のコナー・スワイル(アイルランド)&GKココ・シャネル号もクリアラウンドするが、タイムはケニーが46.65秒、スワイルが44.07秒でラマーズには届かない。
しかし、11番目のベン・マー(イギリス)&ティック・タック号が43.56秒でクリアラウンド。一番時計をわずか0.01秒だけ更新して首位に躍り出ると、最終12番目の人馬は減点4でフィニッシュ。以上の結果、ベン・マー(イギリス)&ティック・タック号が見事に$137,000 レスティレーン・グランプリを制し、優勝賞金45,210ドル(約469万円)を獲得した。
PHOTO:Sportfot