ベルトラム・アレン(アイルランド)がWEFチャレンジカップ・ラウンド2を制す/冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク2

冬季馬術フェスティバル

[冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク2/CSI3*Wellington FL]

現地時間22日、冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク2(開催地:アメリカ/フロリダ州ウェリントン)4日目に行われた$37,000 アデクアン® WEFチャレンジカップ・ラウンド2(標準障害飛越競技 238.2.2/150cm)にて、ベルトラン・アレン(アイルランド)&パチーノ・アミロ号が優勝。2位にパリス・セロン(アメリカ)&アンナ・ジョー号、3位にエンリケ・ゴンザレス(メキシコ)&チャクナ号が入った。

第1走行

出場78人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、2番のマイケル・ダフィー(アイルランド)&ジルトンSL Z号。続いて、12番のエンリケ・ゴンザレス(メキシコ)&チャクナ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、2008北京五輪団体金メダリストのローラ・クラウト(アメリカ)&ゴールドウィン号、パリス・セロン(アメリカ)&アンナ・ジョー号、ベルトラン・アレン(アイルランド)&パチーノ・アミロ号、ブライアン・モーグル(アメリカ)&バロウ・デ・レヴェントン号など15人馬がクリアラウンド。トータル17人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

なお、世界ランク7位のケント・ファリントン(アメリカ)は途中棄権、同ランク8位のダーラ・ケニー(アイルランド)、2012ロンドン五輪個人銅メダリストのシアン・オコナー(アイルランド)は減点4、2004アテネ五輪・2008北京五輪団体金メダリストのマクレーン・ウォード(アメリカ)は減点24で走行を終え、ジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

5人馬が出場辞退し、12人馬での争いとなったジャンプ・オフでは、5番目にスタートを切ったパリス・セロン(アメリカ)&アンナ・ジョー号が40.77秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたエンリケ・ゴンザレス(メキシコ)&チャクナ号、ローラ・クラウト(アメリカ)&ゴールドウィン号、ヴァネッサ・マニックス(カナダ)&カティンカ25号らをかわして、首位に立つ。

しかし、続く6番目のベルトラン・アレン(アイルランド)&パチーノ・アミロ号が39.72秒でクリアラウンド。一番時計を1秒更新して、堂々首位に躍り出る。そして、後続の人馬では、11番目のブライアン・モーグル(アメリカ)&バロウ・デ・レヴェントン号が減点0でフィニッシュしたが、アレンのタイムには大きく及ばず。

以上の結果、ベルトラン・アレン(アイルランド)&パチーノ・アミロ号が見事に$37,000 アデクアン® WEFチャレンジカップ・ラウンド2を制し、優勝賞金12,210ドル(約126万円を)を手にした。

PHOTO:Sportfot