ビージー・マッデン(アメリカ)がウェリントン地域医療センター・グランプリ制覇/冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク1

冬季馬術フェスティバル

[冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク1/CSI3*Wellington FL]

現地時間16日、冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク1(開催地:アメリカ/フロリダ州ウェリントン)5日目に行われた$137,000 ウェリントン地域医療センター・グランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/150cm)にて、ビージー・マッデン(アメリカ)&ブレイトリングLS号が優勝。2位にエイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニース・レガシー号、3位にはシドニー・シュルマン(イスラエル)&J-ボストンS.E号が入った。

第1走行

出場44人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、19番のシドニー・シュルマン(イスラエル)&J-ボストンS.E号。続いて、25番のエイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニース・レガシー号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、クリアラウンドしたのは、世界ランク10位でFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2018を制したビージー・マッデン(アメリカ)&ブレイトリングLS号のみとなり、ジャンプ・オフはトータル3人馬で争われることになった。

なお、世界ランク7位のケント・ファリントン(アメリカ)、2008北京五輪個人金メダリストのエリック・ラマーズ(カナダ)、FEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2017を制したマクレーン・ウォード(アメリカ)、LGCT2017チャンピオンのハリー・スモルダーズ(オランダ)はいずれも減点4で走行を終え、ジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、2番目にスタートを切ったエイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニース・レガシー号が45.17秒でクリアラウンド。先に減点4でフィニッシュしていたシドニー・シュルマン(イスラエル)&J-ボストンS.E号をかわして、首位に立つ。

しかし、最終3番目のビージー・マッデン(アメリカ)&ブレイトリングLS号が、一番時計を3秒以上更新する会心の走行を披露し、41.87秒でクリアラウンド。見事に$137,000 ウェリントン地域医療センター・グランプリを制し、優勝賞金ドル(約万円)を獲得した。

PHOTO:Sportfot