[冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク1/CSI3*Wellington FL]
現地時間14日、冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク1(開催地:アメリカ/フロリダ州ウェリントン)3日目に行われた$37,000 アデクアン® WEFチャレンジカップ・ラウンド1(標準障害飛越競技 238.2.2/150cm)にて、リリー・キーナン(アメリカ)&アガナ・ファン・ヘット・ジェレンダルZ号が優勝。2位にシェーン・スウィートナム(アイルランド)&インドラ・ファン・デ・オーデ・ヘイホフ号、3位にカシオ・リヴェッティ(ブラジル)&ジェネシス号が入った。
第1走行
出場73人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、8番のエミリー・モフィット(イギリス)&エフワンUSA号。続いて、16番のエイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニース・レガシー号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、2008北京五輪個人金メダリストのエリック・ラマーズ(カナダ)&ファイン・レデイー5号、2004アテネ五輪・2008北京五輪団体金メダリストのマクレーン・ウォード(アメリカ)&カスパー・ファン・ヘット・ヘレホフ号、LGCT2017チャンピオンのハリー・スモルダーズ(オランダ)&&ウーノ・デ・ロテン号、シェーン・スウィートナム(アイルランド)&インドラ・ファン・デ・オーデ・ヘイホフ号、リリー・キーナン(アメリカ)&アガナ・ファン・ヘット・ジェレンダルZ号など15人馬がクリアラウンド。トータル17人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。
なお、世界ランク7位のケント・ファリントン(アメリカ)、同ランク8位のダーラ・ケニー(アイルランド)は減点4、世界ランク10位でFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2018を制したビージー・マッデン(アメリカ)は減点6でジャンプ・オフ進出を逃した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
4人馬が出場を辞退し、13人馬で争われたジャンプ・オフでは、9番目にスタートを切ったシェーン・スウィートナム(アイルランド)&インドラ・ファン・デ・オーデ・ヘイホフ号が40.51秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点4で走行を終えていたエリック・ラマーズ(カナダ)&ファイン・レディー5号、スペンサー・スミス(アメリカ)&クイベル号、ハリー・スモルダーズ(アメリカ)&ウーノ・デ・ロテン号などをかわして、首位に立つ。
10番目のカシオ・リヴェッティ(ブラジル)&ジェネシス号も減点0で続くが、タイムは43.15秒。11番目のトッド・ミンクス(アメリカ)&アメックスZ号は38.38秒という猛時計を叩き出すも、1つバーを落として減点4でフィニッシュとなり、いずれもスウィートナムには及ばない。
しかし、最終13番目のリリー・キーナン(アメリカ)&アガナ・ファン・ヘット・ジェレンダルZ号が一番時計を0.56秒更新する39.95秒でクリアラウンド。見事に$37,000 アデクアン® WEFチャレンジカップ・ラウンド1を制し、優勝賞金12,210ドル(約126万円を)を獲得した。
PHOTO:Sportfot