現地時間7日、世界ランク22位のヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)が、自身の公式インスタグラムにて、トヴェクス・マリー・ロウ号(ウエストファーレン種/15歳牝馬)の競技引退を発表した。CHIジュネーヴ2019で負傷して以来、復帰を目指して長期休養を続けていたが、治療にはさらに1年以上の期間を要すると判断。オーナーとフォン・エッカーマンが協議の上、引退を決定した。今後は繫殖牝馬になる予定だという。
トヴェクス・マリー・ロウ号は、フォン・エッカーマンと共に、ロイヤルウィンザーホースショー2019(CSI5*Windsor)でのロレックスグランプリ優勝、ダッチ・マスターズ2019(CSI5*RGS ‘s-Hertogenbosch)でのロレックスグランプリ優勝、ジャンピング・アムステルダム2019(CSI5*-W Amsterdam)でのFEIジャンピング・ワールドカップ・アムステルダム大会優勝、ヨーテボリ・ホースショー2018(CSI5*-W Göteborg)でのFEIジャンピング・ワールドカップ・ヨーテボリ大会優勝など、数々のビッグタイトルを獲得してきたトップホース。
FEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナルにも3度出場し、2017・2018に2年連続で3位。また、スウェーデン代表チームの一員として、FEI世界馬術選手権大会2018、FEIヨーロッパ選手権2017では団体銀メダル、FEIジャンピング・ネーションズカップ・ファイナル2018では銅メダルの獲得に貢献している。
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