[サマージャンピングYH2022/日本馬術連盟公認2*競技会]
2022年8月4日(木)~8月7日(日)の4日間にわたり、サマージャンピングYH2022(開催地:山梨県馬術競技場/山梨県北杜市)が開催され、大会最終日には中障害A・B・C・D各クラスのファイナル(決勝競技)が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
中障害飛越Dファイナル
-優勝-
中村麻希&アデル号
(笠松ライディングスクール)
28人馬が出場した中障害飛越Dファイナル(標準障害飛越競技238.2.2/110cm以下)では、6人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフでは、5人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の37.19秒をマークした中村麻希&アデル号(笠松ライディングスクール)が見事に優勝を飾った。
続いて、福島大輔&チヴァリアSH号(STAR HORSES)が減点0、37.51秒で2位、大谷文志&多可乃松風号(カイマナファーム)が減点0、40.37秒で3位、高村祥弘&サントリーニ号(SILVANO STABLES)が減点0、42.13秒で4位、富 沙奈江&ダグラス号(エンゼル乗馬クラブ)が減点0、42.81秒で5位に入った。
なお、大会2日目の中障害飛越D S&H、3日目の中障害飛越D 標準を連勝した西塚 恵&クランベリーWS号(ファナウステーブル)は第1走行を減点4でフィニッシュし、ジャンプ・オフに進めず。9位という結果に終わっている。
アデル号(笠松ライディングスクール)は中半血種(11歳牝馬)。2017年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、みっきぃオータムホースショー2018(3スター)でみっきぃジャンプM-D ファイナル優勝、みっきぃオータムホースショー2019(3スター)でみっきぃジャンプM-D partⅠ・Ⅱ連勝などの成績を残している。
中障害飛越Cファイナル
-優勝-
岡村考真&エルマッチョ号
(エンゼル乗馬クラブ)
13人馬が出場した中障害飛越Cファイナル(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、3人馬がジャンプ・オフへ進出。ジャンプ・オフでは、岡村考真&エルマッチョ号(エンゼル乗馬クラブ)が36.77秒で唯一のクリアラウンドをきめて、見事に優勝を飾った。
続いて、藤本花乃子&エルラAH号(牧之原乗馬クラブ)が減点4、36.33秒で2位、長谷川晶子&プランス・エトワール・クリスタル号(アシェンダ乗馬学校)が減点4、37.79秒で3位、大会2日目の中障害飛越C S&Hを勝った中村洋子&コビーナ号(三重県馬術連盟)は第1走行減点4で4位、同じく減点4だった河野仁美&ファイヤーフェ号(YUKI HARI SPORT HORSES)が走行タイム差で5位となった。
エルマッチョ号(エンゼル乗馬クラブ)はベルギー産のKWPN種(13歳セン馬)。2019年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、京都府スポーツデー記念馬術大会2020(1スター)で中障害飛越競技D優勝、京都カップ2022(1スター)で中障害飛越競技C優勝などの成績を残している。