[RRC引退競走馬杯2023 ファイナル]
20223年12月17日(日)に行われたRRC引退競走馬杯2023 ファイナル(開催地:日本中央競馬会馬事公苑/東京都世田谷区)にて、西崎純郎&リノ・カノア号(岡山乗馬俱楽部)が優勝。2位に山本 一&ホクザンマロン号(佐伯ホースパーク)、3位に佐藤賢希&ルコリエ号(明松寺馬事公苑)が入った。
第1走行
出場30人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、1番の佐藤賢希&ルコリエ号(明松寺馬事公苑)。続く2番の増山大治郎&ラケッティーニ号(小山乗馬クラブ)も減点0でフィニッシュし、早々とジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、西崎純郎&ワンダークンナパー号(岡山乗馬俱楽部 )、梅田 信&コマノジェネシス号(Riding club CARECA)、吉田裕之&ショウナンバレリオ号(ビックブレスライディングクラブ)、笹沼和之&テントゥワン号(ライディングクラブウインズ)、 山本 一&ホクザンマロン号(佐伯ホースパーク)、増山誠倫&ウイングマン号(小山乗馬クラブ)、西崎純郎&リノ・カノア号(岡山乗馬俱楽部)など16人馬がクリアラウンド。トータル18人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。
なお、前回大会3位の広田大和&メイショウリョウガ号(那須トレーニングファーム)は減点4でのフィニッシュとなり、ジャンプ・オフ進出を逃している。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、16番目にスタートを切った西崎純郎&リノ・カノア号(岡山乗馬俱楽部)が27.39秒でクリアラウンド。一番時計を0.6秒更新して首位に躍り出ると、17番目の人馬は減点8、最終18番目の人馬も減点4でフィニッシュ。以上の結果、西崎純郎&リノ・カノア号(岡山乗馬俱楽部)が見事にRRC引退競走馬杯2023 ファイナルを制し、優勝賞金100万円を獲得した。
続いて、山本 一&ホクザンマロン号(佐伯ホースパーク)が減点0、27.99秒で2位、佐藤賢希&ルコリエ号(明松寺馬事公苑)が減点0、28.68秒で3位、西崎純郎&ワンダークンナパー号(岡山乗馬俱楽部 )が減点0、28.80秒で4位、増山誠倫&ウイングマン号(小山乗馬クラブ)が減点0、31.15秒で5位に入った。
リノ・カノア号(岡山乗馬俱楽部)は北海道日高町産のサラブレッド種(7歳セン馬)。父はタイキシャトル、母はプリンセスプライド(母父マンハッタンカフェ)。競走馬時代はケイティクラウンという馬名で登録され、競走成績は中央競馬で8戦未勝利、地方競馬で4戦3勝。獲得賞金は475万円だった。馬術競技では、まほろばオータムホースショー三木2022(3スター)で中障害飛越D優勝、まほろばサマーホースショー三木2022(3スター)で中障害飛越Dファイナル優勝、RRC2023 兵庫大会優勝などの成績を上げている。