[RRC 引退競走馬杯2022 ファイナル大会]
2022年12月18日(日)に行われたRRC引退競走馬杯2022 ファイナル大会(開催地:東京競馬場乗馬センター/東京都府中市)にて、中川万佑花&Gソミア号(テーブルランド乗馬倶楽部)が優勝。2位に村岡一孝&ラインスピリット号(霧島高原乗馬クラブ)、3位に広田大和&メイショウリョウガ号(那須トレーニングファーム)が入った。
第1走行
出場28人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、3番の岩舘正彦&ルコリエ号(明松寺馬事公苑)。続いて、10番の中川万佑花&Gソミア号(テーブルランド乗馬倶楽部)が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、山本 一&ピースアンドカーム号(月ヶ瀬乗馬クラブ)、広田大和&メイショウリョウガ号(那須トレーニングファーム)、笹沼和之&テントゥワン号(ライディングクラブウインズ)、 東郷正也&セクシイフラワー号(福岡県馬術連盟)、 門岡幹宏&ローテローゼ号(北熊本乗馬クラブ)、梁川正重&スティッフェリオ号(早来エクワインファーム )など10人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル12人馬で争われることになった。
なお、前回大会チャンピオンのジューンマーメイド号(小山乗馬クラブ)は最終障害でバーを落とし、惜しくも減点4でフィニッシュ。ジャンプ・オフに駒を進めることができず、大会2連覇を逃している。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の29.65秒を叩き出した中川万佑花&Gソミア号(テーブルランド乗馬倶楽部)が2位に6秒以上の大差をつけて快勝。見事にRRC引退競走馬杯2022 ファイナル大会を制し、優勝賞金100万円を獲得した。
続いて、村岡一孝&ラインスピリット号(霧島高原乗馬クラブ)が減点0、36.40秒で2位、広田大和&メイショウリョウガ号(那須トレーニングファーム)が減点4、34.56秒で3位、正井基行&アリコルージュ号(両備乗馬クラブクレイン岡山)が減点4、35.54秒で4位、野仲美樹&グッドアビリティ号(三重町乗馬同好会)が減点4、35.72秒で5位に入った。
Gソミア号は北海道平取町産のサラブレッド種(7歳セン馬)で、父はオルフェーブル、母はピサノジュバン(母父スペシャルウィーク)。競走馬時代はタイガーハウスの馬名で登録され、競走成績は地方競馬(道営・大井・園田)で27戦2勝、獲得賞金は354万円だった。障害馬術競技では、RRC2021ファイナル大会3位、九州Ⅱ大会2位、RRC2022 九州Ⅱ大会優勝という成績を上げている。