[RRC 引退競走馬杯2021 ファイナル大会]
12月19日に行われたRRC 引退競走馬杯2021 ファイナル大会(開催地:東京競馬場乗馬センター/東京都府中市)にて、増山誠倫&ジューンマーメイド号(小山乗馬クラブ)が優勝。2位に北井一彰&ガルガンチュア号(アシェンダ乗馬学校)、3位に中川万佑花&Gソミア号(テーブルランド乗馬倶楽部)が入った。
[ハイライト動画]
第1走行
出場27人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、2番の梅田 信&ティティ 号(名張乗馬クラブ)。続いて、9番の田島 凛&ハヤブサ号(MITA馬事公苑吉田stable)が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、15番の北井一彰&ガルガンチュア号(アシェンダ乗馬学校)、16番の中川万佑花&Gソミア号(テーブルランド乗馬倶楽部)、19番の梁川正重&ミシェル31号号(早来エクワインファーム)、25番の東郷正也&ジーザス号(なかむらんどホース)、26番の増山誠倫&ジューンマーメイド号(小山乗馬クラブ)がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル7人馬で争われることになった。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、3番目の北井一彰&ガルガンチュア号(アシェンダ乗馬学校)が35.63秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点8で走行を終えていた梅田 信&ティティ 号(名張乗馬クラブ)、田島 凛&ハヤブサ号(MITA馬事公苑吉田stable)をかわして、首位に立つ。
4番目の中川万佑花&Gソミア号(テーブルランド乗馬倶楽部)も減点0で続いたが、タイムは35.98秒とわずかに届かず。5番目の梁川正重&ミシェル31号号(早来エクワインファーム)は減点4、6番目の東郷正也&ジーザス号(なかむらんどホース)は失権で敗退となる。
しかし、最終6番目の増山誠倫&ジューンマーメイド号(小山乗馬クラブ)が一番時計を0.11秒だけ更新する35.52秒でクリアラウンド。見事にRRC 引退競走馬杯2021 ファイナル大会を制し、優勝賞金100万円を獲得した。
ジューンマーメイド号(小山乗馬クラブ)は、北海道新ひだか町産のサラブレッド(5歳牝馬)で、父はシニスターミニスター、母はリトルマーメード、母父はトワイニング。2017年の北海道サマーセールに上場され、550万円で落札されている。競走馬時代は大井競馬で3戦し、未勝利に終わっている。