日本代表チームがパリ五輪団体戦出場権を獲得/2024パリ五輪地域予選競技会 グループG

2024パリ五輪

[2024パリ五輪地域予選競技会 グループG/CSI1* Olympic Qualifier for Group G]

現地時間18日、2024パリ五輪地域予選競技会 グループG(開催地:オランダ/ファルケンスワールト)が開催された。グループGは東南アジア・オセアニア地域予選であり、日本・中国・オーストラリア・ニュージーランドの4チームが参戦。パリ五輪団体戦出場枠(2枠)をかけて、熱戦を繰り広げた。

日本代表チームは、川合正育(日本電気保安協会馬術部)&ゴールドウィン号、佐藤英賢(ポール・ショッケメーレ厩舎)&チャカーノJRA号、杉谷泰造(杉谷乗馬クラブ)&クインシー194号、板倉祐子(所属なし)&スタッカティサPS号の4人馬が出場し、第1走行・第2走行を総減点32でフィニッシュ。総減点23のオーストラリアに次ぐ2位に入り、見事に団体戦出場権を獲得した。

代表チームを率いた中野善弘監督は「有力な馬の調子が悪く、最良の布陣で臨むことができなかったが、選手たちがチームワーク良く、ベストを尽くしてくれたことがこの結果につながった。パリ五輪代表はエーレンスコーチを中心に、候補人馬の成績・健康状態などを確認しながら、調子の良い人馬を選考する。候補人馬が良い調整を重ね、ベストの状態でパリに向かってくれることを願っている」とコメントとし(日本馬術連盟Webサイトより)、本番に向けての意欲を新たにした。

PHOTO:©FEI