マルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)が個人金メダルを獲得し、個人・団体二冠達成/パンアメリカン競技大会2019

世界選手権・大陸選手権

[パンアメリカン競技大会2019/Pan american Games2019]

現地時間9日、パンアメリカン競技大会2019(開催地:ペルー/リマ)障害馬術競技の個人戦決勝(二回走行競技/160cm)が行われ、マルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)&シレーネ・デ・ラ・モッテ号が個人金メダルを獲得。個人銀メダルはホセ・マリア・ラロッカ(アルゼンチン)&フィン・レンテ号、個人銅メダルはビージー・マッデン(アメリカ)&ブレイトリングLS号となった。

ラウンドA

予選を通過した32人馬が出場した第1走行では、ホセ・マリア・ラロッカ(アルゼンチン)&フィン・レンテ号、エウジェニオ・ガルザ・ペレス(メキシコ)&アルマーニSL Z号、イブ・ジョブス(アメリカ)&ヴェニュー・デフィーズ・デ・ハザレス号、マルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)&シレーネ・デ・ラ・モッテ号の4人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。

また、アロンソ・ヴァルデス・プラド(ペルー)&チチェスター3号、ヘクター・フロレンティーノ・ロカ(ドミニカ)&カーナヴァル号、ニコル・マリリン・ウォーカー(アメリカ)&ファルコ・ヴァン・スピーヴェルド号、ビージー・マッデン(アメリカ)&ブレイトリングLS号、パトリシオ・パスケル(メキシコ)&バベル号、ペドロ・ヴェニス(ブラジル)&クアブリ・デ・リスル号の7人馬が後に続き、以下23位までの人馬がラウンドBに駒を進めた。

ラウンドB

勝負を決するラウンドBでは、14番目のビージー・マッデン(アメリカ)&ブレイトリングLS号、18番目のニコル・マリリン・ウォーカー(アメリカ)&ファルコ・ヴァン・スピーヴェルド号がクリアラウンドし、総減点4をキープ。ジャンプ・オフに望みをつなぐ。

しかし、20番目のマルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)&シレーネ・デ・ラ・モッテ号がラウンドAに続いてクリアラウンド。総減点0で首位に躍り出ると、続く21番のイブ・ジョブス(アメリカ)&ヴェニュー・デフィーズ・デ・ハザレス号は減点4でのフィニッシュとなり、ザノテッリには及ばず。

そして、22番のホセ・マリア・ラロッカ(アルゼンチン)&フィン・レンテ号もノーミスで走行を終えたが、規定タイムオーバーの減点1が加算され、総減点1。最終23番のエウジェニオ・ガルザ・ペレス(メキシコ)&アルマーニSL Z号も減点4でのフィニッシュとなり、総減点4。以上の結果、マルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)&シレーネ・デ・ラ・モッテ号が見事に個人金メダルを獲得し、個人・団体二冠の偉業を達成した。

PHOTO:©FEI