[大阪グランプリ2023 スプリング大会／日本馬術連盟公認4*競技会]
2023年4月15日（金）～4月17日（日）の3日間にわたり、大阪グランプリ2023 スプリング大会（開催地：杉谷馬事公苑／大阪府和泉市）が開催され、大会2日目にFEIワールドカップ 日本リーグ・大阪大会（CSI1*-W Osaka／大障害）、中障害Bのチャンピオンシップ（決勝競技）、最終日に大会メイン競技の大阪グランプリ（中障害A）および中障害C・中障害Dのチャンピオンシップが行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
中障害飛越《B》チャンピオンシップ
－優勝－
佐藤賢希＆兀地号
（明松寺馬事公苑）
23人馬が出場した中障害飛越《B》チャンピオンシップ（標準障害飛越競技 238.2.2／130cm以下）では、8人馬がジャンプ・オフ（優勝決定戦）へ。ジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド（減点0で走行を終えること）。そのうち、一番時計の37.99秒をマークした佐藤賢希＆兀地号（明松寺馬事公苑）が見事に中障害飛越《B》チャンピオンシップを制し、優勝賞金30万円を獲得した。
続いて、平尾 賢＆ドルチェヴィータKDW号（エンゼル乗馬クラブ）が減点0、44.31秒で2位、森 裕悟＆グリーングローブレベル号（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）が減点0、46.80秒で3位、鯨岡啓輔＆シーラヴェンデル号（ペガサス乗馬クラブ）が減点4、37.86秒で4位、横田真吾＆ハヤテ・ペガサス号（ペガサス乗馬クラブ）が減点4、42.99秒で5位に入った。なお、大会初日の中障害飛越《B》を勝った岡本果林＆ジゴロ号（ドリームファーム）は決勝競技は中障害Cに出場している。
兀地号（明松寺馬事公苑）はアイルランド産のアイリッシュスポーツホース種（13歳セン馬）。2020年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、みっきぃオータムホースショー2020（3スター）でみっきぃ大障害B ファイナル優勝、大阪グランプリ2022 スプリング大会（4スター）で中障害飛越《B》チャンピオンシップ優勝、全日本障害馬術大会2021 PartⅠで中障害飛越競技A 予選標準優勝という成績を残している。
FEIワールドカップ・大阪大会
－優勝－
森 裕悟＆CRNヴィクトル号
（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）
8人馬が出場したFEIワールドカップ・大阪大会（標準障害飛越競技 238.2.2／150cm以下）では、森 裕悟＆CRNヴィクトル号（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）が82.47秒で第1走行唯一のクリアラウンド。ジャンプ・オフが成立することなく優勝が決まり、賞金30万円を獲得した。
続いて、杉山慎一郎＆ライジングサン号（藤沢乗馬クラブ）が減点8、79.94秒で2位、木原康弘＆エスクリーノ3号（Master Horse）が減点8、81.68秒で3位、大会初日の大障害飛越《B》スピード＆ハンディネスを勝った山口敬介＆アルヴィン号（水口乗馬クラブ）が減点12、80.24秒で4位、西崎純郎＆エクスキャリバー号（岡山乗馬倶楽部）が減点12、91.84秒で5位に入った。
CRNヴィクトル号（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）はオーストラリア産のウォームブラッド種（14歳セン馬）。2019年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ジャパン・オープン2021年度 第3戦（3スター）でAⅡグレード標準障害優勝、全日本障害馬術大会2021 Part I で大障害飛越競技予選標準優勝、 那須グランドホースショー2022（4スター）でFEIワールドカップ・那須大会2位などの成績を上げている。
※写真はイメージです（杉谷馬事公苑での競技風景）