[オリンピック記念馬術大会・東京障碍飛越選手権2020/日本馬術連盟公認2*競技会]
9月25日(金)~9月27日(日)の3日間にわたり、オリンピック記念馬術大会・東京障碍飛越選手権2020(開催地:山梨県馬術競技場/山梨県北杜市)が開催され、最終日には、大会メイン競技の東京障碍選手権、準メイン競技のラロ号記念障碍飛越が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
ラロ号記念障碍飛越
-優勝-
朴本真侑&ラスベガスS号
(成田乗馬クラブ)
ラロ号記念障碍飛越(標準障害飛越競技 238.2.2/120cm以下)には7人馬が出場し、3人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。ジャンプ・オフでは、トップバッターの朴本真侑&ラスベガスS号(成田乗馬クラブ)が早々とクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。いきなり42.75秒という猛時計を叩き出す。
そして、2番目の前島 仁&ビアソラ号(TRC乗馬クラブ小淵沢)、最終3番目の髙橋義明&アクレイラスM号(明治大学馬術部)も減点0でフィニッシュしたが、タイムは前島は49.06秒、髙橋が48.58秒と、いずれも朴本には大きく及ばず。
以上の結果、朴本真侑&ラスベガスS号(成田乗馬クラブ)が6秒以上のタイム差をつける完勝でラロ号記念障碍飛越を制し、優勝賞金10万円を獲得した。
東京障碍選手権
-優勝-
水山大輔&チャカト号
(成田乗馬クラブ)
東京障碍選手権(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)には4人馬が出場し、すべての人馬がジャンプ・オフへ進出。迎えたジャンプ・オフでは、最初にスタートを切った宇都宮誉司&Eアルバ号(成田乗馬クラブ)が48.02秒でクリアラウンド。後続の人馬にプレッシャーをかける。
2番目の関口裕子&ドナート号(日本乗馬倶楽部)も減点0で続くが、タイムは49.31秒と宇都宮には大きく及ばない。しかし、3番目の水山大輔&チャカト号(成田乗馬クラブ)が45.69秒でクリアラウンド。一番時計を2秒以上更新する快走により、堂々首位に躍り出る。
そして、最終4番目の今橋裕晃&クゥイント号(日本大学馬術部)は減点4で走行を終えたため、水山大輔&チャカト号(成田乗馬クラブ)が見事に東京障碍選手権を制し、優勝賞金20万円を手にした。
※写真はイメージです(山梨県馬術競技場での競技風景)