[みっきぃインドアトライアル2022／日本馬術連盟公認2*競技会]
2022年2月25日（金）～2月27日（日）の3日間にわたり、みっきぃインドアトライアル2022（開催地：三木ホースランドパーク／兵庫県三木市）が開催され、大会最終日には各クラスのファイナル（決勝競技）が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
みっきぃジャンプＭ-Ｄ ファイナル
－優勝－
扇田梨望＆イニエケ号
（K・Tステーブル）
みっきぃジャンプＭ-Ｄ ファイナル（標準障害飛越競技238.2.2／110cm以下）には28人馬が出場し、11人馬がジャンプ・オフ（優勝決定戦）へ。ジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド（減点0で走行を終えること）。そのうち、一番時計の36.24秒をマークした扇田梨望＆イニエケ号（K・Tステーブル）が見事に優勝を飾った。
続いて、奥村安寿＆ランディーノズ・ジントニック号（K・Tステーブル）が減点0、36.92秒で2位に入り、K・Tステーブル勢が1.2フィニッシュ。以下、西森 琴＆大将号（明石乗馬協会）が減点0、38.10秒で3位、西崎純郎＆リノ・カノア号（岡山乗馬倶楽部）が減点4で4位、同じく減点4だった小栗麻莉乃＆マリアンハタンゴアA号（Tokaiホースパーク）がタイム差で5位となった。なお、大会2日目のみっきぃジャンプＭ-Ｄ PARTⅡを勝った田中頌平＆ジェントルヴェルテ号（岡山乗馬倶楽部）はジャンプ・オフを減点8でフィニッシュし、7位という結果に終わっている。
イニエケ号（K・Tステーブル）はオランダ産のKWPN種（9歳牝馬）。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、同年のカシオペアホースショー2021（1スター）の中障害Cで2位、中障害Dで3位、水口オータムカップ2021（1スター）の中障害Cで2位、中障害Dで2位、2022年は兵庫県新春馬術大会（1スター）の中障害Cで2位に入っている。
みっきぃジャンプＭ-C ファイナル
－優勝－
加藤紗夏＆C’ｓエリベル号
（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）
みっきぃジャンプＭ-C ファイナル（標準障害飛越競技238.2.2／120cm以下）には17人馬が出場し、6人馬がジャンプ・オフへ進出。迎えたジャンプ・オフでは、4人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の29.42秒をマークした加藤紗夏＆C’ｓエリベル号（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）が見事に優勝を飾った。
続いて、桐野紗羅＆ストラティーゴ号（岡山乗馬倶楽部）が減点0、30.73秒で2位、原田恭児＆グリーングローブレベル号（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）が減点0、31.39秒で3位、片山 篤＆アヴァンセ号（徳島乗馬倶楽部）が減点0、33.33秒で4位、田中 蒼＆ウォータースカイ号（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）が減点4で5位に入った。
C’ｓエリベル号（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）はオーストラリア産のウォームブラッド種（14歳牝馬）。2020年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、2021年に大阪グランプリ2021 ファイナル大会（4スター）の中障害飛越《B》で優勝、中障害飛越《B》チャンピオンシップで2位に入る活躍を見せた。また、全日本障害馬術大会2021 PartⅠの中障害飛越競技Bにも出場し、予選S＆Hで9位、標準で3位、決勝で16位という成績を残している。
※写真はイメージです（三木ホースランドパークインドアアリーナでの競技風景）