[みっきぃオータムホースショー2022／日本馬術連盟公認3*競技会]
2022年9月23日（金）～9月25日（日）の3日間にわたり、みっきぃオータムホースショー2022（開催地：三木ホースランドパーク／兵庫県三木市）が開催され、最終日には大障害B・中障害A・中障害B・中障害C・中障害D各クラスのファイナル（決勝競技）が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
みっきぃジャンプＭ-Ｄファイナル
－優勝－
平井友和＆ヴィクター号
（ドリームファーム）
57人馬が出場したみっきぃジャンプＭ-Ｄファイナル（二段階走行競技／110cm以下）では、14人馬がクリアラウンド（第1・第2段階ともに減点0で走行を終えること）。そのうち、一番時計の21.94秒（第2段階のタイム。以下同）をマークした平井友和＆ヴィクター号（ドリームファーム）が見事に優勝を飾り、賞金4万円を獲得した。
続いて、小出謙介＆バリーナ号（明石乗馬協会）が減点0、22.68秒で2位、田中和真＆ジェイローVDP号（K・Tステーブル）が減点0、22.74秒で3位、眞田 凌＆コルチナ号（眞田ライディングクラブ）が減点0、22.91秒で4位、中野正幸＆桜蒼天号（ニッケ乗馬クラブクレイン加古川）が減点0、24.14秒で5位に入った。
なお、大会初日のみっきぃジャンプM-D partⅠを勝った平尾 賢＆ピムペルネル号（エンゼル乗馬クラブ）、2日目のみっきぃジャンプM-D partⅡを勝った扇田瑠望＆デューク号（K・Tステーブル）はいずれも第2段階の走行で失権となり、順位がつかなかった。
ヴィクター号（ドリームファーム）は北海道産の日本乗系種（8歳セン馬）。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、この勝利が記念すべき公認競技初優勝。ほかには、近畿馬術大会2022（3スター）の中障害飛越Dファイナルで14位、まほろばサマーホースショー三木2022（3スター）の中障害飛越Cファイナルで24位という成績を残している。
みっきぃジャンプＭ-Cファイナル
－優勝－
扇田梨望＆イニエケ号
（K・Tステーブル）
27人馬が出場したみっきぃジャンプＭ-Cファイナル（二段階走行競技／110cm以下）では、14人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の19.30秒（第2段階のタイム。以下同）をマークした扇田梨望＆イニエケ号（K・Tステーブル）が見事に優勝を飾り、賞金4万円を獲得した。
続いて、坂田慎治＆シャノン号（エンゼル乗馬クラブ）が減点0、19.71秒で2位、竹田善郎＆ティンカベル号（月ヶ瀬乗馬クラブ）が減点0、21.26秒で3位、高柳太雅＆カリンテンダー号（月ヶ瀬乗馬クラブ）が減点0、21.39秒で4位、河野仁美＆ファイヤーフェ号（YUKI HARI SPORT HORSES）が減点0、21.84秒で5位に入った。
なお、大会初日のみっきぃジャンプM-C partⅠを勝った平尾 賢＆ダグラス号（エンゼル乗馬クラブ）、2日目のみっきぃジャンプM-C partⅡを勝った仁部泰夢＆千駿号（関西大学馬術部）はいずれもファイナル出場を見送っている。
イニエケ号（K・Tステーブル）はオランダ産のKWPN種（9歳牝馬）。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、みっきぃインドアトライアル2022（2スター）でみっきぃジャンプM-Dファイナル優勝、 近畿馬術大会2022（3スター）で中障害飛越Dファイナル2位などの成績を上げ、全日本障害馬術大会2022 Part IIに出場。中障害飛越競技Dの予選標準、予選S&Hを連勝し、決勝でも7位入賞をはたしている。
※写真はイメージです（三木ホースランドパークでの競技風景）