[みっきぃオータムホースショー2020／日本馬術連盟公認3*競技会]
9月25日（金）～27日（金）の3日間にわたり、みっきぃオータムホースショー2020（開催地：三木ホースランドパーク／兵庫県三木市）が開催され、最終日には各グレードの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
みっきぃジャンプＭ-B ファイナル
－優勝－
東郷正也＆アルボア号
（ホースパーク小月）
みっきぃジャンプＭ-B ファイナル（標準障害飛越競技 238.2.2／130cm以下）には、25人馬がエントリーし、8人馬がジャンプ・オフ（優勝決定戦）へ進出。ジャンプ・オフでは、3番目の東郷正也＆アルボア号（ホースパーク小月）が37.21秒でクリアラウンド（減点0で走行を終えること）。先に減点4で走行を終えていた波里有輝＆モルガナ･バンデルイスヘイデ号（YUKI HARI SPORT HORSES）、片山 篤＆スカルディア号（徳島県馬術連盟）をかわして、首位に立つ。
4番目の日高 萌＆エルドゥオール号（徳島乗馬倶楽部）は減点4、5番目の佐藤 泰＆ビューティー号（明松寺馬事公苑）はクリアラウンドをきめるも、タイムは38.63秒と一番時計の更新はならず。さらに、6番目の松本 譲＆チリーブルー号（日本中央競馬会馬事公苑）、7番目の品川皇王＆コスミックC号（カシオペアライディングパーク）は減点4、最終8番目の片山 篤＆キャヴェンディッシュ号（徳島乗馬倶楽部）は規定タイムオーバーの減点1でフィニッシュ。
以上の結果、東郷正也＆アルボア号（ホースパーク小月）が見事にみっきぃジャンプＭ-B ファイナルを制し、優勝賞金5万円を獲得した。
みっきぃジャンプＭ-A ファイナル
－優勝－
佐藤 泰＆慈龍号
（明松寺馬事公苑）
13人馬がエントリーしたみっきぃジャンプＭ-A ファイナル（標準障害飛越競技 238.2.2／140cm以下）。競技中盤、8番の本田正博＆ディアラ号（同志社大学馬術部）が1落下の減点4でフィニッシュし、先に減点8で走行を終えていた佐藤 泰＆兀地号（明松寺馬事公苑）以下をかわして、首位に立つ。
9番の小林義彦＆HVコビーZ号（飯綱ライディングパーク）、10番の波里有輝＆ディアーラドゥローナ Z号（YUKI HARI SPORT HORSES）は減点8で敗退となったが、11番の佐藤 泰＆慈龍号（明松寺馬事公苑）がこの競技最初のクリアラウンド。65.39秒をマークして、首位に躍り出る。
その後、12番の片山 篤＆クールK号（徳島乗馬倶楽部）は減点4、13番の村上浩隆＆クリアウェイ号（杉谷乗馬クラブ）は規定タイムオーバーの減点1と、いずれもクリアラウンド逃したため、佐藤 泰＆慈龍号（明松寺馬事公苑）が見事にみっきぃジャンプＭ-A ファイナルを制覇。2019年の全日本障害馬術大会PartⅠで中障害飛越競技A決勝を制したコンビが貫録の勝利を飾り、優勝賞金6万円を手にした。
みっきぃ大障害B ファイナル
－優勝－
佐藤 泰＆兀地号
（明松寺馬事公苑）
6人馬がエントリーしたみっきぃ大障害B ファイナル（標準障害飛越競技／150cm以下）では、1番の佐藤 泰＆兀地号（明松寺馬事公苑）が1落下の減点4でフィニッシュ。
後続の人馬も次々とバーを落とし、2番の藤本光国＆ロードボス号（牧之原乗馬クラブ）は減点20、4番の藤谷善晴＆ザンジバル号（ライディングクラブグリーンオアシス）は減点21、5番の高田 潤＆アヤックス号（SILVANO STABLES）は減点13、6番の渡邉大治郎＆ヴェルフェルヴィント号（牧之原乗馬クラブ）は減点35で走行を終える。 ※3番の本田恵士＆ジモーナ号（杉谷乗馬クラブ）は出場辞退のため、走行していない。
以上の結果、佐藤 泰＆兀地号（明松寺馬事公苑）が見事にみっきぃ大障害B ファイナルを制し、優勝賞金7万円を獲得した。
※写真はイメージです（三木ホースランドパークでの競技風景）