[まほろばサマーホースショー三木2021／日本馬術連盟公認3*競技会]
2021年12月23日（木）～12月26日（日）の4日間にわたり、まほろばサマーホースショー三木2021（開催地：三木ホースランドパーク／兵庫県三木市）が開催された。公認競技は全14競技行われ、ここでは大会メイン競技のまほろばグランプリを含む、最終日の4競技についてリポートする。
中障害飛越B Ⅲ
－優勝－
藤本光国＆ローゼスドリーム号
（牧之原乗馬クラブ）
平永健太＆C’sヴェルビータ号
（乗馬クラブクレイン栃木）
15人馬が出場した中障害飛越B Ⅲ（標準障害飛越競技 238.2.2／130cm以下）では、2人馬がジャンプ・オフ（優勝決定戦）へ進出。ジャンプ・オフでは、競技2日目の中障害飛越B Ⅲを勝った平永健太＆C’sヴェルビータ号（乗馬クラブクレイン栃木）が棄権。一方、藤本光国＆ローゼスドリーム号（牧之原乗馬クラブ）も失権となったため、両人馬の同点優勝となった。
続いて、第1走行で減点1の磯村佳美＆コパカバーナ号（乗馬倶楽部エクウス一宮）が3位、同じく減点1だった田中和真＆ジェイローVDP号（KTステーブル）がタイム差で4位、森 裕悟＆CRNキンキーブーツ号（乗馬クラブクレイン東京）が減点2で5位に入った。なお、競技初日の中障害飛越B Ⅰを勝った岩館正彦＆C’sエリベル号（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）は第1走行を減点4でフィニッシュし、8位という結果に終わっている。
ローゼスドリーム号（牧之原乗馬クラブ）はドイツ産のウエストファーレン種（12歳牝馬）。全日本障害馬術大会2019 PartⅠでは中障害飛越競技Bに出場し、決勝で3位表彰台入り。2020年には、ジャパン・オープン2020年度 第5戦（4スター）でCグレード決勝（中障害B）を制している。
平永健太＆C’sヴェルビータ号（乗馬クラブクレイン栃木）はオーストラリア産のウォームブラッド種（13歳牝馬）。全日本障害馬術大会2019では中障害飛越競技Bに出場し、見事に決勝を制覇。翌年にはクラスを上げて、全日本障害馬術大会2020 PartⅠの中障害飛越競技Aに出場し、決勝16位という成績を残している。
まほろばグランプリ
－優勝－
平永健太＆C’sヴェルビータ号
（乗馬クラブクレイン栃木）
17人馬が出場したまほろばグランプリ（標準障害飛越競技 238.2.2／140cm以下）では、7人馬がジャンプ・オフへ進出。迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド（減点0で走行を終えること）。そのうち、一番時計の43.13秒をマークした平永健太＆C’sヴェルビータ号（乗馬クラブクレイン栃木）が見事に優勝を飾り、賞金45万円を獲得した。
続いて、高橋朱音＆ドゥウイネッテ号（カシオペアライディングパーク）が減点0、43.44秒で惜しくも2位、全日本障害馬術大会2021 PartⅠで中障害飛越競技A決勝を制した滝澤和希＆CRNディガー号（乗馬クラブクレイン千葉富津）が減点0、43.72秒で3位、髙田耕平＆エクリプスファンデンヘングステンポール号（STABLE HORSEPOWER）が減点4、41.57秒で4位、競技2日目の中障害飛越A Ⅱを勝った竹田善郎＆ディアランB号（カシオペアライディングパーク）が減点4、42.15秒で5位となった。
なお、競技初日の中障害飛越A Ⅰを勝った岩館正彦＆CRNコフスハーバー号（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）はジャンプ・オフへ駒を進めるも、減点8で6位に。また、初日・2日目の大障害飛越Bクラスを連勝した片山 篤＆藤丸K号（徳島乗馬倶楽部）は第1走行を減点4でフィニッシュし、9位という結果に終わっている。
平永健太＆C’sヴェルビータ号（乗馬クラブクレイン栃木）はオーストラリア産のウォームブラッド種（13歳牝馬）。全日本障害馬術大会2019では中障害飛越競技Bに出場し、見事に決勝を制覇。翌年にはクラスを上げて、全日本障害馬術大会2020 PartⅠの中障害飛越競技Aに出場し、決勝16位という成績を残している。
※写真はイメージです（三木ホースランドパークでの競技風景）