まほろばオータムホースショー三木 2023(日本馬術連盟公認3*競技会)競技結果/2023年8月31日(木)~9月3日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[まほろばオータムホースショー三木 2023/日本馬術連盟公認2*競技会]

2023年8月31日(木)~9月3日(日)の4日間にわたり、まほろばオータムホースショー三木 2023(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)が開催され、最終日には大会メイン競技のまほろばグランプリ(中障害Aファイナル)と中障害B・中障害C・中障害D各クラスのファイナルが行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

中障害飛越Bファイナル

-優勝-
 関口裕子&ドナート号
(小淵沢カントリー乗馬クラブ)

16人馬が出場した中障害飛越Bファイナル(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)では、第1走行で4人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立。迎えたジャンプ・オフでは、44.97秒で唯一のクリアラウンドをきめた関口裕子&ドナート号(小淵沢カントリー乗馬クラブ)が見事に優勝を飾り、賞金6万5千円を獲得した。

続いて、中谷彩夏&Eアルバ号(関西大学馬術部)が減点4、40.67秒で2位、杉江俊哉&C’sファラー号(乗馬クラブクレイン東海)が減点20、63.38秒で3位、高柳太雅&カリンテンダー号(月ヶ瀬乗馬クラブ)が減点21、60.87秒で4位に。以下、第1走行を減点4でフィニッシュした翠 悠介&コリーナ65号(岡山乗馬倶楽部)が5位に入った。

なお、大会2日目の中障害飛越BⅠを勝った西崎純郎&ブライトパシオン号(岡山乗馬倶楽部)は出場を見送り。稗田龍馬とのコンビで3日目の中障害飛越BⅡを勝ったボネール8号(リトルホースクラブ)は最終日は中障害飛越Cファイナルに出場している。

ドナート号(小淵沢カントリー乗馬クラブ)はアイルランド産のアイリッシュスポーツホース種(18歳セン馬)。2015年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本障害馬術大会2017 Part II で中障害飛越競技C決勝2位、ジャパン・オープン2019年度 第8戦(3スター)でCグレード決勝優勝、サマージャンピングYH2021(2スター)で中障害飛越B標準優勝、小淵沢グランプリ2023(2スター)でCグレード決勝優勝優勝などの成績を残している。

まほろばグランプリ

-優勝-
西崎純郎&エクスキャリバー号
(岡山乗馬倶楽部)

11人馬が出場した大会メイン競技のまほろばグランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)では、第1走行で3人馬がクリアラウンドし、ジャンプ・オフが成立。迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の39.83秒をマークした西崎純郎&エクスキャリバー号(岡山乗馬倶楽部)が見事に優勝を飾り、賞金35万円を獲得した。

続いて、森 裕悟&CRNキンキーブーツ号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が減点0、48.15秒で2位、大会3日目の中障害飛越AⅡを勝った名倉賢人&カルーソJRA号(日本中央競馬会馬事公苑)減点4、48.24秒で3位に。以下、第1走行を減点4でフィニッシュした眞田 翔&ジャレオファンヘットヘーヴェルランド号(眞田ライディングクラブ)が4位、同じく減点4だった岡村 実&バンディートG号(新庄乗馬クラブ)が走行タイム差で5位となった。

なお、大会2日目の大障害飛越BⅠ、3日目の大障害飛越BⅡを連勝した森 裕悟&CRNヴィクトル号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)は出場を見送り。大会2日目の中障害飛越AⅠを勝った水山大輔&ユニカカルビノズボーイZ号(株式会社ユニカ)は第1走行を減点8でフィニッシュし、8位という結果に終わっている。

エクスキャリバー号(岡山乗馬倶楽部)はオランダ産の KWPN種(14歳セン馬)。国民体育大会2018で成年男子・国体大障害飛越競技優勝、ひょうごインドアグランプリ2019(4スター)でFEIワールドカップ・三木大会優勝、大阪グランプリ2021 ファイナル大会(4スター)で大阪グランプリ優勝、FEIワールドカップ・大阪大会優勝、 ひょうごスプリングホースショー2023(3スター)で大障害飛越Bファイナル優勝など、多くのビッグタイトルを獲得している。

※写真はイメージです(三木ホースランドパークでの競技風景)