[まほろばオータムホースショー三木 2022/日本馬術連盟公認2*競技会]
2022年9月8日(木)~9月11日(日)の4日間にわたり、まほろばオータムホースショー三木 2022(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)が開催され、最終日には大会メイン競技のまほろばグランプリ(中障害Aファイナル)と中障害B・中障害C・中障害D各クラスのファイナル(決勝競技)が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
中障害飛越Bファイナル
-優勝-
山口敬介&クインティナ号
(水口乗馬クラブ)
29人馬が出場した中障害飛越Bファイナル(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)では、6人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。迎えたジャンプ・オフでは4人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の34.93秒をマークした山口敬介&クインティナ号(水口乗馬クラブ)が見事に優勝を飾り、賞金6万5千円を獲得した。
続いて、水山大輔&カヴィア・ドゥ・ウィンシアZ号(成田乗馬クラブ)が減点0、37.53秒で2位、上野 剛&ココディヴァンタ号(上野乗馬苑)が減点0、42.16秒で3位、木下建太郎&バンディート60号(乗馬クラブクレイン福岡)が減点0、43.07秒で4位、阿日塔&コムイルゲームスターA号(Tokaiホースパーク)が減点0、40.53秒で5位に入った。
クインティナ号(水口乗馬クラブ)はエストニア産のエストニアン・スポーツホース種(11歳牝馬)。日本馬術連盟主催・公認競技会では、水口スプリングカップ2022(1スター)、水口ホースショー2022(1スター)、滋賀水口サマーカップ2022(1スター)の中障害Bクラスでそれぞれ勝ち星を上げている。
まほろばグランプリ
-優勝-
森本健史&ヴァイスファーデン号
(犬山乗馬クラブ)
大会メイン競技のまほろばグランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)には22人馬が出場し、6人馬がジャンプ・オフへ進出。迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の41.02秒をマークした森本健史&ヴァイスファーデン号(犬山乗馬クラブ)が見事に優勝を飾り、賞金35万円を獲得した。
続いて、髙田耕平&エクリプスファンデンヘングステンポール号(STABLE HORSEPOWER)が減点0、43.62秒で2位、福島大輔&エリーゼ号(STAR HORSES)が減点4、40.72秒で3位、有田鼓太郎&ボネール8号(リトルホースクラブ)が減点9、53.82秒で4位、失権に終わった井元躍登&IMTアウダーフィン号(成田乗馬クラブ)が5位となった。
なお、大会初日の大障害飛越BⅠを勝った谷口真一&カムアンドフィール号(水口乗馬クラブ)は第1走行減点6で12位、大会2日目の中障害飛越BⅡを勝った眞田 翔&ジャレオファンヘットヘーヴェルランド号(眞田ライディングクラブ)は第1走行減点8で13位、中障害飛越AⅡを勝った福島大輔&コンティーナ号(STAR HORSES)は第1走行減点20で19位という結果に終わっている。
ヴァイスファーデン号(犬山乗馬クラブ)はベルギー産のベルジャンウォームブラッド種(13歳セン馬)。日本馬術連盟主催・公認競技会では、全日本障害馬術大会2020 Part I で中障害飛越競技A決勝2位、 ジャパン・オープン2021年度 第8戦(3スター)でAⅡグレード決勝優勝、2020年度 ファイナル戦(3スター)でAⅡグレード決勝優勝、第5戦(4スター)でBグレード決勝優勝といった成績を残している。
※写真はイメージです(三木ホースランドパークでの競技風景)