吉澤 彩(ヨシザワライディングファーム)が招待選手としてロンジン・香港マスターズ2019に出場決定

ロンジン・マスターズ

[ロンジン・香港マスターズ2019/CSI5*LM Hongkong]

ヨシザワライディングファーム(茨城県稲敷市)は30日、クラブ公式Facebookにて、所属選手の吉澤 彩(ヨシザワライディングファーム)が来年2月に開催されるロンジン・香港マスターズ2019(CSI5*LM Hongkong)に招待選手として出場することを発表した。

ロンジン・マスターズシリーズは、パリマスターズ(12月)から始まり、香港マスターズ(2月)、ニューヨークマスターズ(4月)へと続く、世界最高レベルのインドア障害馬術大会シリーズで、「マスターズ・グランドスラム・インドア」とも呼ばれる。パリ、香港、ニューヨークの順に、3大会連続でグランプリ優勝をはたした選手は、「スーパーグランドスラム」達成の栄誉と2,250,000ユーロ(約3億円)という高額のボーナスを手にする。

ナショナルチームの一員にも名を連ねる吉澤は、8年前から馬術大国・オランダを拠点に活動しており、トレーナーとしてオリンピックや世界選手権のメダリストを輩出しているテオ・モレナース氏のもとで数多くの国際競技会に出場。2018年はベルギーの2スター競技会でグランプリを制したほか、ヨーロッパ各国の2スター、3スタークラス競技会で着実に上位入賞を重ね、世界ランキングも1年前の625位から335位(日本人選手では2番目)へと大きな飛躍をはたした。

吉澤は公式Facebook上に「出場することが難しい5スターの試合に招待選手として初めて出場することが決定し、とても嬉しく思います! 2019年さらに気持ちを強く、結果に貪欲に精進しようと思います(一部抜粋引用)」とコメントを寄せ、来年のさらなる活躍に向けて、決意を新たにした。

2020東京五輪出場・メダル獲得を目指す日本のトップライダーが世界最高峰の舞台でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。期待は大きく膨らむばかりだ。

PHOTO:Sporfot