[ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2021 第5戦・ストックホルム大会／CSI5*GCT stockholm]
現地時間19日、ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー（以下、LGCT）2021 第5戦・ストックホルム大会（開催地：スウェーデン／ストックホルム）2日目に行われたLGCTグランプリ・ストックホルム（標準障害飛越競技238.2.2／160cm）にて、スコット・ブラッシュ（イギリス）＆ハロー・ジェファーソン号が優勝。2位にエドウィナ・トップス・アレクサンダー（オーストラリア）＆フェロウ・キャッスルフィールド号、3位にスペンサー・スミス（アメリカ）＆キベル号が入った。
第1走行
出場34人馬のうち、最初のクリアラウンド（減点0で走行を終えること）は、4番のスペンサー・スミス（アメリカ）＆キベル号。続いて、16番のカルロス・ロペス（コロンビア）＆G＆Cアラヤン号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ（優勝決定戦）が成立する。
その後、世界ランク6位でLGCT2013・2014チャンピオンのスコット・ブラッシュ（イギリス）＆ハロー・ジェファーソン号、LGCT2011・2012チャンピオンのエドウィナ・トップス・アレクサンダー（オーストラリア）＆フェロウ・キャッスルフィールド号の2人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフは、トータル4人馬で争われることになった。
なお、世界ランク4位でLGCT2018・2019チャンピオンのベン・マー（イギリス）、同ランク7位で2016リオデジャネイロ五輪個人銀メダリストのペダー・フレデリクソン（スウェーデン）、10位でパンアメリカン競技大会2019個人・団体二冠のマルロン・モドロ・ザノテッリ（ブラジル）は減点8で走行を終え、ジャンプ・オフに駒を進めることができなかった。
ジャンプ・オフ（優勝決定戦）
迎えたジャンプ・オフでは、トップバッターのスペンサー・スミス（アメリカ）＆キベル号が減点4、2番目のカルロス・ロペス（コロンビア）＆G＆Cアラヤン号が減点8でフィニッシュ。
しかし、3番目のスコット・ブラッシュ（イギリス）＆ハロー・ジェファーソン号がクリアラウンド。39.81秒の好タイムをマークして首位に立つと、最終4番目のエドウィナ・トップス・アレクサンダー（オーストラリア）＆フェロウ・キャッスルフィールド号も減点0で続いたが、タイムは40.87秒で一番時計を更新することはできず。
以上の結果、スコット・ブラッシュ（イギリス）＆ハロー・ジェファーソン号が見事にLGCTグランプリ・ストックホルムを制し、優勝賞金110,550ユーロ（約1,445万円）を獲得。同時に、11月のグローバルチャンピオンズ・プレーオフ（開催地：チェコ／プラハ）で行われるLGCTスーパーグランプリの出場権も手にした。
なお、第5戦終了時点のLGCT年間ランキングでは、ペダー・フレデリクソン（スウェーデン）が149ポイントで首位、スコット・ブラッシュ（イギリス）が108ポイントで2位、エドウィナ・トップス・アレクサンダー（オーストラリア）が98ポイントで3位、ベン・マー（イギリス）が92ポイントで4位、バート・ブレス（オランダ）が88ポイントで5位につけている。
PHOTO：© LGCT / Stefano Grasso