[ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2019 第4戦・上海大会/CSI5*GCT Shanghai]
現地時間4日、ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2019 第4戦・上海大会(開催地:中国/上海)3日目に行われたLGCTグランプリ・上海(標準障害飛越競技/160cm)にて、ダニエル・ゴールドスタイン(イスラエル)&リジーマリー号が優勝。2位にはダーラ・ケニー(アイルランド)&バロウ・デュ・レヴェントン号、3位にはユル・フライリンク(オランダ)&VDLグラスゴーVHメレルネス号が入った。
[ハイライト動画]第1走行
出場35人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は4番、LGCT2015チャンピオンのルシアナ・ディニス(ポルトガル)&カマルゴ2号。続いて、9番のユル・フライリンク(オランダ)&VDLグラスゴーVHメレルネス号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。
その後、世界ランク7位のピーター・デボス(ベルギー)&アパート号、ニルス・ブリュインセルス(ベルギー)&デラックス・ヴァンT&L号、マルク・ハウトザハー(オランダ)&ステルホフス・カリメロ号、アルベルト・ゾルツィ(イタリア)&ウラン・デ・コクリエ号、ダニエル・ゴールドスタイン(イスラエル)&リジーマリー号など7人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル9人馬で争われることになった。
なお、世界ランク5位のマーティン・フックス(スイス)、同ランク9位でマーカス・アーニング(ドイツ)、2016リオデジャネイロ五輪団体金メダリストのケビン・スタウト(フランス)はいずれも減点4でのフィニッシュとなり、ジャンプ・オフへ駒を進めることはできなかった。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、3番目にスタートを切ったダーラ・ケニー(アイルランド)&バロウ・デュ・レヴェントン号が38.06秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたユル・フライリンク(オランダ)&VDLグラスゴーVHメレルネス号、ルシアナ・ディニス(ポルトガル)&カマルゴ2号のタイムを上回り、首位に立つ。
続く4番目のアルベルト・ゾルツィ(イタリア)&ウラン・デ・コクリエ号は減点12。5番目のマルク・ハウトザハー(オランダ)&ステルホフス・カリメロ号、6番目のピーター・デボス(ベルギー)&アパート号、7番目のニルス・ブリュインセルス(ベルギー)&デラックス・ヴァンT&L号はいずれも減点4で優勝争いから脱落する。
しかし、8番目のダニエル・ゴールドスタイン(イスラエル)&リジーマリー号が一番時計をわずか0.08秒だけ上回る37.98秒でクリアラウンド。会心のパフォーマンスで堂々首位に躍り出る。
そして、最終9番目のティトーン・シューマッハー(フランス)&アトムZ号は減点4でフィニッシュとなったため、ダニエル・ゴールドスタイン(イスラエル)&リジーマリー号が見事にLGCTグランプリ・上海を制覇。優勝賞金201,300ユーロ(約2,455万円)と11月のLGCT最終戦・プラハ大会で行われるLGCTスーパーグランプリの出場権を手にした。
PHOTO:© LGCT / Stefano Grasso/Stefano Grasso