クリスチャン・アールマン(ドイツ)がLGCTグランプリ・パリを制す/LGCT2019 第11戦・パリ大会

LGCT/GCL

[ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2019 第11戦・パリ大会/CSI5*GCT Paris]

現地時間6日、ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2019 第11戦・パリ大会(開催地:フランス/パリ)2日目に行われたLGCTグランプリ・パリ(標準障害飛越競技/160cm)にて、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&テイク・ア・チャンス・オン・ミーZ号が優勝。2位にはセリーヌ・スクーンブルート・デ・アゼヴェド(ベルギー)&チェペッタ号、3位にはケビン・スタウト(フランス)&カレヴォ2号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場35人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、17番のマルク・ハウトザハー(オランダ)&ステルホフス・カリメロ号。続く18番、シェーン・ブリーン(アイルランド)&イプスウィッチ・ファン・デ・ウォルフサッカー号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。

その後、ケビン・スタウト(フランス)&カレヴォ2号、ペネロペ・ルプレボ(フランス)&GFEエクスカリバー・デ・ラ・ツアー・ヴィダル号、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&テイク・ア・チャンス・オン・ミーZ号など5人馬がクリアラウンド。トータル7人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

なお、世界ランク2位のペダー・フレデリクソン(スウェーデン)、同ランク4位のダニエル・ドイサー(ドイツ)、5位のピーター・デボス(ベルギー)、7位のニルス・ブリュインセルス(ベルギー)は減点4でジャンプ・オフ進出ならず。LGCT2018チャンピオンのベン・マー(イギリス)、LGCT2013・2014チャンピオンのスコット・ブラッシュ(イギリス)も同じく減点4で敗退となった。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、4番目にスタートを切ったセリーヌ・スクーンブルート・デ・アゼヴェド(ベルギー)&チェペッタ号が36.82秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていた、キム・エメン(オランダ)&デルボー号をかわして、首位に立つ。

5番目のペネロペ・ルプレボ(フランス)&GFEエクスカリバー・デ・ラ・ツアー・ヴィダル号も減点0で続くが、タイムは36.29秒と大きく及ばない。しかし、6番目のクリスチャン・アールマン(ドイツ)&テイク・ア・チャンス・オン・ミーZ号が35.60秒でクリアラウンド。一番時計を1秒以上更新して、堂々首位に躍り出る。

そして、最終7番目のケビン・スタウト(フランス)&カレヴォ2号もクリアラウンドをきめたが、タイムは37.25秒とアールマンには届かず。以上の結果、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&テイク・ア・チャンス・オン・ミーZ号が見事にLGCTグランプリ・パリを制した。

この勝利により、アールマンは優勝賞金99,000ユーロ(約1,200万円)を獲得すると共に、11月のLGCT最終戦・プラハ大会で行われるLGCTスーパーグランプリの出場権も手にした。

PHOTO:© LGCT / Stefano Grasso/Stefano Grasso