[ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2019 第12戦・シャンティイ大会/CSI5*GCT Chantilly]
現地時間13日、ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2019 第12戦・シャンティイ大会(開催地:フランス/シャンティイ)3日目に行われたLGCTグランプリ・シャンティイ(標準障害飛越競技/160cm)にて、ダーラ・ケニー(アイルランド)&バロウ・デ・レヴェントン号が優勝。2位にはペネロペ・ルプレボ(フランス)&バンクーバー・デ・ランロール号、3位にはニコラ・フィリッパーツ(ベルギー)&H&Mチリ・ウィリ号が入った。
[ハイライト動画]第1走行
出場35人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、7番のダーラ・ケニー(アイルランド)&バロウ・デ・レヴェントン号。続いて、20番のニコラ・フィリッパーツ(ベルギー)&H&Mチリ・ウィリ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。
その後、ケビン・スタウト(フランス)&ウルヘリア・ルターバッハ号、ペネロペ・ルプレボ(フランス)&バンクーバー・デ・ランロール号、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&MJTネヴァドスS号、クリストフ・ヴァンダーハッセルト(ベルギー)&アイデンティティ・ヴィッツエロール号の4人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル6人馬で争われることになった。
なお、LGCT2018チャンピオンのベン・マー(イギリス)、LGCT2013・2014のチャンピオンのスコット・ブラッシュ(イギリス)は減点4、世界ランク10位のマーカス・アーニング(ドイツ)、2012ロンドン五輪個人銀メダリストのヘルコ・シュローダー(オランダ)は減点8で走行を終え、いずれもジャンプ・オフ進出を逃した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、トップバッターのダーラ・ケニー(アイルランド)&バロウ・デ・レヴェントン号が1走行に続いて、早々とクリアラウンド。いきなり37.54秒の好タイムを叩き出し、後続の人馬にプレッシャーをかける。
2番目のニコラ・フィリッパーツ(ベルギー)&H&Mチリ・ウィリ号、3番目のクリストフ・ヴァンダーハッセルト(ベルギー)&アイデンティティ・ヴィッツエロール号も減点0で続くが、タイムはフィリッパーツが38.13秒、ヴァンダーハッセルトが39.80秒。4番目のグレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&MJTネヴァドスS号は最後から2番目の障害で反抗があり、減点4フィニッシュ。
さらに、5番目のケビン・スタウト(フランス)&ウルヘリア・ルターバッハ号、最終6番目のペネロペ・ルプレボ(フランス)&バンクーバー・デ・ランロール号もクリアラウンドをきめたが、タイムはスタウトが38.38秒、ルプレボが38.08秒で一番時計を更新することはできず。
以上の結果、ダーラ・ケニー(アイルランド)&バロウ・デ・レヴェントン号が見事にLGCTグランプリ・シャンティイを制覇。優勝賞金99,000ユーロ(約1,200万円)と11月のLGCT最終戦・プラハ大会で行われるLGCTスーパーグランプリの出場権を獲得した。
PHOTO:© LGCT / Stefano Grasso/Stefano Grasso