現地時間8日、2020年に最も印象的な活躍を見せたKPWN(ダッチ・ウォームブラッド)種の馬匹を表彰する「KPWNホース・オブザイヤー2020」の障害馬術競技部門に、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)のダナ・ブルー号(KPWN種/牝馬13歳)が選出された。
ダナ・ブルー号は2020年、6月に開催されたハブサイド・ジャンピング2020(CSI4*St Tropez-Grimaud)で2週連続グランプリ優勝、2月のジャンピング・インターナショナル・ボルドー(CSI5*-W Bordeaux)でグランプリ3位といった好成績を上げている。なお、同馬は2019年にも、ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2019 ファルケンスワールト大会(CSI5*GCT Valkenswaard)、CHIOトウェンテ ゲーステレン2019(CSIO5*-NC Geesteren)でグランプリを制している。
KPWN種は、今シーズンのワールドカップ2勝を挙げているアヤックス号(SILVANO STABLES)、慈龍号(明松寺馬事公苑)、ビューティー号(明松寺馬事公苑)、クールK号(徳島乗馬倶楽部)といった各クラスの全日本チャンピオン、2018年の福井国体で国体大障害飛越競技を制したエクスキャリバー号(岡山乗馬倶楽部)など、国内でも数多くの活躍馬がいる。
※写真はマイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ダナ・ブルー号
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