[特別国民体育大会2023（燃ゆる感動かごしま国体）馬術競技]
2023年10月11日（水）～10月15日（日）の5日間にわたり、特別国民体育大会2023 燃ゆる感動かごしま国体 馬術競技（開催地：霧島市牧園特設馬術競技場／鹿児島県霧島市）が開催された。馬術競技は、成年男子・成年女子・少年という3つの種別で全23競技を実施。そのうち、少年の障害馬術競技は、スピード＆ハンディネス競技、標準障害飛越競技、二段階障害飛越競技、リレー競技、ダービー競技、団体障害飛越競技、トップスコア競技の7競技が行われた。各競技の結果詳細は以下の通り。
※上写真は標準障害飛越競技を制した広田大和＆ニック・オブ・タイム号（栃木県）
少年
トップスコア競技
－優勝－
上村 汀＆パーシー号
（鹿児島県）
2023年10月14日（土）、特別国民体育大会2023 燃ゆる感動かごしま国体 馬術競技（開催地：霧島市牧園特設馬術競技場／鹿児島県霧島市）最終日に少年トップスコア競技（トップスコア競技／90～140cm以下）が行われた。
出場22人馬のうち、最後にスタートを切った開催県代表の上村 汀＆パーシー号（鹿児島県）が200点のジョーカー障害と110点、120点の高得点障害をいずれも2回ずつクリアする会心の走行を披露。それまでの最高得点を20点だけ上回る1370点をマークして、見事に少年トップスコア競技を制した。
続いて、落合希美＆レンテリヒト号（愛知県）が1350点で2位、岡村考真＆エルマッチョ号（静岡県）が1110点で3位、野本輝仁＆ハッピーサンシャイン号（神奈川県）が1090で4位、渡辺莉彩＆ラコルZ号（鳥取県）が1040点で5位、川下 類＆レニンゼックス号（佐賀県）が920点で6位、三浦琉偉＆ウィットゥレリー号（群馬県）が910点で7位、大谷文志＆フィルーVDK号（兵庫県）が740点で8位に入り、ここまでの8人馬が天皇杯ポイントを獲得した。
パーシー号はドイツ産のハノーバー種（14歳セン馬）。大阪グランプリ2018 スプリング大会（4スター）で中障害飛越《B》チャンピオンシップ3位、全日本ジュニア障害馬術大会2018でヤングライダー障害飛越競技標準優勝、ジャパン・オープン2019年度 第3戦（3スター）でCグレード 決勝2位、全日本ジュニア障害馬術大会2023でチルドレンライダー障害飛越選手権優勝などの成績を残している。