[国民体育大会2022（いちご一会とちぎ国体）馬術競技]
2022年10月6日（木）～10月10日（月）の5日間にわたり、国民体育大会2022 いちご一会とちぎ国体 馬術競技（開催地：地方競馬教養センター／栃木県那須塩原市）が開催された。馬術競技は、成年男子・成年女子・少年という3つの種別で全23競技を実施。そのうち、成年男子の障害馬術競技は、トップスコア競技、ダービー競技、スピード＆ハンディネス競技、国体大障害飛越競技、六段障害飛越競技の5競技が行われた。各競技の結果詳細は以下の通り。
※上写真は国体大障害飛越競技を制した森本健史＆ヴァイスファーデン号（三重県）
成年男子
六段障害飛越競技
－優勝－
深水伸平＆キングスクロス号
（鹿児島県）
2022年10月10日（月）、国民体育大会2022 いちご一会とちぎ国体（開催地：地方競馬教養センター／栃木県那須塩原市）最終日に成年男子六段障害飛越競技（第1走行の最終障害の高さ152cm）が行われた。
出場17人馬のうち、第1走行（152cm以下）、ジャンプ・オフ（優勝決定戦）の1回目（162cm以下）、2回目（172cm以下）をクリアしたのは2人馬のみ。そして、迎えた3回目（182cm以下）では、深水伸平＆キングスクロス号（鹿児島県）が1落下の減点4で完走し、見事に優勝を飾った。
続いて、3回目のジャンプ・オフで失権に終わった吉村英喜＆カスコ号（福井県）が2位、2回目のジャンプ・オフを減点4でフィニッシュした増山大治郎＆トゥルーク号（茨城県）と山口敬介＆カムアンドフィール号（滋賀県）が3位タイ、2回目のジャンプ・オフで失権に終わった松田靖久＆エッシャーSB号（宮崎県）と楠木貴成＆センチュリオンZ号（北海道）が5位タイ、1回目のジャンプ・オフを減点4でフィニッシュした成富 海＆コンテッサ号（佐賀県）、福島大輔＆エリーゼ号（千葉県）、二位関 尭＆ピニャ・コラーダ号（山形県）、 桝井俊樹＆カルタゲーナ6号（奈良県）の4人馬が7位タイとなり、ここまでの10人馬が天皇杯ポイントを獲得した。
キングスクロス号はニュージーランド産のニュージーランド・スポーツホース種（18歳セン馬）。日本馬術連盟主催・公認競技会では、 まほろばオータムホースショー三木2018（2スター）で大障害飛越Bファイナル優勝、全日本障害馬術大会2018 Part Iで大障害飛越競技B決勝優勝、まほろばオータムホースショー三木2019（2スター）で中障害飛越Aファイナル優勝、 大和高原クレインホースショー2019（2スター）で中障害飛越競技M-Aファイナル優勝といった成績を残している。