国民体育大会2019(いきいき茨城ゆめ国体)障害馬術競技2日目 競技結果/2019年9月30日(月)

国民体育大会

成年男子S&H競技

-優勝-
岡村 実&C’sジェリービーン号
(奈良県)

競技中盤。出場24人馬のうち、12番目にスタートを切った吉田慶幸&クレイジーコーラル号(茨城県)が1落下のペナルティタイム4秒を加算されながらも、66.79秒の好タイムでフィニッシュ。小庭祥志&エクスキャリバー号(岡山県)のマークしていたトップタイム(67.94秒)を更新して、首位に立つ。

しかし、その歓喜も束の間。13番の岡村 実&C’sジェリービーン号(奈良県)がそのタイムをさらに3秒以上も上回る63.22秒でフィニッシュ。会心のパフォーマンスで堂々首位に躍り出ると、後続の人馬はいずれも一番時計を更新することはできず。以上の結果、岡村 実&C’sジェリービーン号(奈良県)が見事に成年男子スピード&ハンディネス競技を制し、2位は吉田慶幸&クレイジーコーラル号(茨城県)、3位は小庭祥志&エクスキャリバー号(岡山県)となった。

なお、高田 潤&ジルヴァーナ号(京都府)は1落下のペナルティタイム4秒が加算された68.59秒で4位、水山大輔&フェリックス号は4落下のペナルティタイム16秒が加算された76.66秒で7位、芹澤永治&コンドクトロ号(東京都)は1反抗があって85.63秒の14位、佐藤浩之&フォーラン号(広島県)は経路違反で失権に終わった。

少年団体障害飛越競技
(1回戦・準々決勝)

-準決勝進出-
三重県 愛媛県 茨城県 千葉県

団体戦は標準障害障害飛越競技のルールで実施。1チーム2人馬で出場し、馬は各チームから1頭ずつ提供する。2人馬の総減点が少なく、走行タイム合計の速いチームが勝ちとなる。1回戦の第1試合は三重県が総減点0、東京都が総減点8で三重県の勝利。第2試合は長野県、愛媛県ともに総減点0でフィニッシュしたが、走行タイム合計で約3秒上回った愛媛県が勝利した。第3試合は滋賀県が総減点12、広島県が総減点で広島県の勝利。第4試合は千葉県が総減点0、大分県は総減点298(1人馬が2反抗失権)で千葉県が勝利した。

1回戦を勝ち抜いた4チームとシードの4チームが激突した準々決勝。第5試合は三重県が総減点8、佐賀県が総減点344(1人馬が落馬)で三重県の勝利。第6試合は北海道が総減点12、愛媛県が総減点4で愛媛県が勝利した。第7試合は広島県が総減点12、開催県である茨城県が総減点4で茨城県の勝利。第8試合は2チームともに1人馬が失権となったが、千葉県が総減点202、青森県が総減点366で千葉県に軍配。以上の結果、三重県、愛媛県、茨城県、千葉県の4チームが10月2日に行われる準決勝に駒を進めることとなった。

なお、この時点で5位以下の順位が確定。5位は北海道、6位は広島県、7位は佐賀県、8位は青森県、9位は長野県、10位は東京都、11位は滋賀県、12位は大分県となった。