国民体育大会2019(いきいき茨城ゆめ国体)障害馬術競技1日目 競技結果/2019年9月29日(日)

国民体育大会

少年S&H競技

-優勝-
上村 司&ディナスティ号
(鹿児島県)

競技序盤。出場25人馬のうち、3番目にスタートを切った安西紘一&フェリックス号(千葉県)が5818秒での好タイムを叩き出し、首位に立つ。しかし、11番の上村 司&ディナスティ号(鹿児島県)がそのタイムをさらに3秒以上も更新する54.72秒をマーク。満員の観客うならせる会心のパフォーマンスで堂々首位に躍り出る。

続いて13番、全日本ジュニア障害馬術大会2018でチルドレンライダー選手権を制した中島妃香留&ひなざくら号(茨城県)が、地元応援団の大歓声を背に後走を見せるが、タイムは57.25秒と一番時計更新はならず。さらに20番の筒井龍伸&ジャンヌ号も序盤からハイペースで攻めるが、後半に惜しい1落下があり、ペナルティタイム4秒が加算された60.61秒でフィニッシュ。以上の結果、上村 司&ディナスティ号(鹿児島県)が見事に少年スピード&ハンディネス競技を制し、中島妃香留&ひなざくら号(茨城県)が2位、安西紘一&フェリックス号(千葉県)が3位となった。

なお、全日本障害馬術大会2019 PartⅡで中障害飛越競技C決勝を制した眞田 翔&エメルソン号(広島県)は中盤に反抗があり、大きくタイムロス。タイム78.88秒の19位に終わっている。

成年男子ダービー競技

-優勝-
中村 勇&ケアフル号
(三重県)

出場21人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は4番の中島悠介&クレジットランチ号(茨城県)。その後、15番の中村 勇&ケアフル号(三重県)、20番の岡村 実&バラスターベイ号(奈良県)の2人馬が減点0でフィニッシュし、トータル3人馬がジャンプ・オフへ駒を進めることとなった。

迎えたジャンプ・オフでは、トップバッターの中島悠介&クレジットランチ号(茨城県)が2落下の減点8で走行を終えたが、2番目の中村 勇&ケアフル号(三重県)が第1走行に続いてクリアラウンド。タイム36.80秒で首位に立つ。そして、最終3番目の岡村 実&バラスターベイ号(奈良県)は5つ目の障害でバーを落とし、減点4でフィニッシュ。以上の結果、中村 勇&ケアフル号(三重県)が見事に成年男子ダービー競技を制し、岡村 実&バラスターベイ号(奈良県)が2位、中島悠介&クレジットランチ号(茨城県)が3位となった。