近畿馬術大会 障害飛越競技会2021(日本馬術連盟公認3*競技会)競技結果/2021年7月22日(木)~7月25日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[近畿馬術大会 障害飛越競技会2021/日本馬術連盟公認3*競技会]

2021年7月22日(木)~7月25日(日)の4日間にわたり、近畿馬術大会 障害飛越競技会2021(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)が開催され、大会最終日に各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

中障害飛越Bファイナル

-優勝-
徳久誠也&ブライトアレス号
(ライディングクラブトゥインクル)

7人馬で争われた中障害飛越Bファイナル(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、3人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフでは、大会初日の中障害飛越B S&Hを制した片山 篤&キャヴェンディッシュ号(徳島乗馬俱楽部)が最初にスタートし、45.34秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。後続の人馬にプレッシャーをかける。

しかし、2番目の徳久誠也&ブライトアレス号(ライディングクラブトゥインクル)が41.72秒でクリアラウンド。一番時計を3秒以上更新して首位に躍り出ると、最終3番目、大会2日目の標準中障害飛越Bを制した片山志保&エルドゥオール号(徳島乗馬俱楽部)は減点4でフィニッシュ。

以上の結果、徳久誠也&ブライトアレス号(ライディングクラブトゥインクル)が見事に中障害飛越Bファイナルを制し、優勝賞金7万円を獲得。続いて、片山 篤&キャヴェンディッシュ号(徳島乗馬俱楽部)が減点0、45.34秒で2位、片山志保&エルドゥオール号(徳島乗馬俱楽部)が減点4で3位、第1走行で減点1の飯島啓介&ジプシーボーイ号(成田乗馬クラブ)が4位、第1走行で減点11の片山 淳&セリーナZK号(徳島乗馬俱楽部)が5位に入った。

中障害飛越Aファイナル

-優勝-
片山 篤&スカルディア号
(徳島県馬術連盟)

11人馬で争われた中障害飛越Aファイナル (標準障害飛越競技238.2.2/140cm以下)では、3人馬がジャンプ・オフへ進出。1人馬が棄権したため、2人馬による一騎打ちとなったジャンプ・オフでは、最初にスタートを切った井元躍登&IMTアウダーフィン号(成田乗馬クラブ)が37.77秒の好タイムでクリアラウンド。

しかし、2番目の片山 篤&スカルディア号(徳島県馬術連盟)がそのタイムを1.76秒更新する36.01秒でクリアラウンド。見事に中障害飛越Bファイナルを制し、優勝賞金7万円を手にした。

続いて、井元躍登&IMTアウダーフィン号(成田乗馬クラブ)が減点0、37.77秒で2位、大会初日の中障害飛越A S&Hを制した片山 篤&クールK号(徳島乗馬俱楽部)がジャンプ・オフ棄権で3位、第1走行で減点1の本田正博&ディアラ号(同志社大学馬術部)が4位、第1走行で減点2の荒木梨花&アヤックス号(SILVANO STABLES)が5位となった。

大障害飛越Bファイナル

-優勝-
片山 篤&藤丸K号
(徳島県馬術連盟)

3人馬で争われた大障害飛越Bファイナル(標準障害飛越競技238.2.2/150cm以下)では、第1走行でクリアラウンドする人馬が現れず。減点4でフィニッシュした片山 篤&藤丸K号(徳島県馬術連盟)が優勝を飾り、大会初日の大障害飛越B S&H、2日目の標準大障害飛越Bに続く、このクラス完全制覇を達成した。

続いて、木下建太郎&バンディート60号(乗馬クラブクレイン福岡)が減点12で2位、原田昂治&オテロ49号(岡山県立勝山高等学校蒜山高地)が減点16で3位となった。

※写真イメージです(三木ホースランドパークでの競技風景)