[近畿馬術大会 障害飛越競技会2021/日本馬術連盟公認3*競技会]
2021年7月22日(木)~7月25日(日)の4日間にわたり、近畿馬術大会 障害飛越競技会2021(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)が開催され、大会最終日に各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
中障害飛越Dファイナル
-優勝-
原田昂治&セドナ号
(岡山県立勝山高等学校蒜山高地)
36人馬が出場した中障害飛越Dファイナル(標準障害飛越競技238.2.2/110cm以下)では、24人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフでは、5番目の吹戸真由&ブレザンド号(ベルホースファーム)が32.02秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。先に減点0で走行を終えていた小畑隆一&ウラヌス号(ハーモニーファーム野のはな)をかわして、首位に立つ。
続いて、10番目の古川芙三子&ジンドラードワイワイ号(カナディアンキャンプ乗馬クラブ)、13番目の畑 祐世&ラグランジュポイント号(乗馬クラブクレイン学研枚方)、17番目の杉村真輝&チェセント号(岡山県立勝山高等学校蒜山高地)が減点0でフィニッシュするが、いずれも吹戸のタイムを上回ることはできない。
しかし、18番目の原田昂治&セドナ号(岡山県立勝山高等学校蒜山高地)が29.66秒でクリアラウンド。一番時計を2秒以上更新して首位に躍り出ると、後続も20番目の山林真由美&ルスティカーナ号(鳥取県馬術連盟)、22番目の小畑隆一&シオレント号(ハーモニーファーム野のは)などがクリアラウンドするが、いずれも一番時計の更新はならず。
以上の結果、原田昂治&セドナ号(岡山県立勝山高等学校蒜山高地)が見事に中障害飛越Dファイナルを制し、優勝賞金7万円を獲得。2位に減点0、32.02秒の吹戸真由&ブレザンド号(ベルホースファーム)、3位に減点0、32.75秒の杉村真輝&チェセント号(岡山県立勝山高等学校蒜山高地)、4位に減点0、32.89秒の古川芙三子&ジンドラードワイワイ号(カナディアンキャンプ乗馬クラブ)、5位に減点0、33.73秒の山林真由美&ルスティカーナ号(鳥取県馬術連盟)が入った。
中障害飛越Cファイナル
-優勝-
岡本果林&ジゴロ号
(ドリームファーム)
13人馬が出場した中障害飛越Cファイナル(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、13人馬がジャンプ・オフへ。ジャンプ・オフでは、4番目にスタートを切った有田茉以&ベン号(カナディアンキャンプ乗馬クラブ)が32.17秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていた下村早希&ジャスミナ号(ハーモニーファーム淡路)、減点4で走行を終えていた村上幸香&ツィータ号(SILVANO STABLES)、片山 淳&ラッキーユー7号(徳島県馬術連盟)をかわして、首位に立つ。
しかし、5番目の岡本果林&ジゴロ号(ドリームファーム)が27.60秒でクリアラウンド。一番時計を4秒以上も更新する快走で首位に躍り出ると、6番目の脇本優衣&アイルトンKフィリップ号(乗馬クラブクレイン大阪)、最終7番目の下村早希&ヴァルコMZ号(ハーモニーファーム淡路)もクリアラウンドしたが、いずれも岡本のタイムには届かず。
以上の結果、岡本果林&ジゴロ号(ドリームファーム)が、大会初日の中障害飛越C S&H、2日目の標準中障害飛越Cに続く、このクラス完全優勝を達成し、賞金7万円を獲得。2位には減点0、29.86秒の脇本優衣&アイルトンKフィリップ号(乗馬クラブクレイン大阪)、3位に減点0、32.15秒の下村早希&ヴァルコMZ号(ハーモニーファーム淡路)、4位に減点0、32.17秒の有田茉以&ベン号(カナディアンキャンプ乗馬クラブ)、5位に減点0、32.49秒の下村早希&ジャスミナ号(ハーモニーファーム淡路)が入った。
※写真イメージです(三木ホースランドパークでの競技風景)