ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)がCSI5*グランプリを制す/ジャンプ・サウジ2021 ウィーク2

海外障害馬術競技会

[ジャンプ・サウジ2021 ウィーク2/CSI5*-W Riyadh]

現地時間18日、ジャンプ・サウジ2021 ウィーク2(開催地:サウジアラビア/リヤド)最終日に行われたCSI5*グランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/155cm)にて、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&ハンソンWL号が優勝。2位にカマル・アブドラ・バハムダン(サウジアラビア)&ジャック・ファン・ヘット・デンネホフ号、3位にエミール・タッケン(オランダ)&キャス号が入った。

第1走行

出場19人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、6番のエミール・タッケン(オランダ)&キャス号。続いて、8番のカマル・アブドラ・バハムダン(サウジアラビア)&ジャック・ファン・ヘット・デンネホフ号減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。

その後、クリアラウンドしたのは、世界ランク1位で2020東京五輪・2016リオデジャネイロ五輪個人銀メダリスト、LGCT2021チャンピオンのペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&ハンソンWL号のみだったため、ジャンプ・オフはトータル3人馬で争われることになった。

なお、世界ランク2位のダニエル・ドイサー(ドイツ)、LGCT2011・2012チャンピオンのエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)は減点4で敗退。日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)&サクソ・デ・ラ・コウ号も減点4でジャンプ・オフ進出を逃している。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、2番目のカマル・アブドラ・バハムダン(サウジアラビア)&ジャック・ファン・ヘット・デンネホフ号が減点4、41.56秒でフィニッシュ。同じく減点4で走行を終えていたエミール・タッケン(オランダ)&キャス号のタイムを上回り、首位に立つ。

しかし、最終3番目のペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&ハンソンWL号が41.31秒でクリアラウンド。見事にCSI5*グランプリを制し、優勝賞金23,750ユーロ(約303万円)を獲得した。

PHOTO:©Jump Saudi