[JRAジャパンブリーディングホースショー2022]
2022年11月25日(金)~11月27日(日)の3日間にわたり、JRAジャパンブリーディングホースショー2022(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)が開催され、大会2日目にダーレーカップ、大浦牧場カップ、ノーザンホースパークカップ、最終日に内国産乗用馬市場カップ、ジャパンブリーディングカップ120cm、ジャパンレーシングカップ110cmが行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
ジャパンレーシングカップ
110cm
-優勝-
杉本瑞生&エクセレンテ号
(Stable FEDERIA)
39人馬が出場したジャパンレーシングカップ 120cm(標準障害飛越競技 238.2.2/110cm以下)では、第1走行で5人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の33.20秒をマークした杉本瑞生&エクセレンテ号(Stable FEDERIA)が見事に優勝を飾り、賞金100万円を獲得した。
続いて、仁田原知毅&ランバ・ラル号(KONRAD HORSE FARM)が減点0、33.63秒で2位、片山 篤&マイスターシャーレ号(大浦牧場)が減点4、36.61秒で3位、松岡愛來&モエレ号(北総乗馬クラブ)が減点8、36.57秒で4位、布村 翼&千騅号(関西大学体育会馬術部)が減点21、50.24秒で5位となった。
エクセレンテ号(Stable FEDERIA)は北海道浦河町産のサラブレッド種(12歳セン馬)。父はザール、母はオリヴェット(母父ダンスインザダーク)。競走馬時代も同馬名で登録され、競走成績は中央競馬で6戦未勝利、地方競馬で18戦3勝。獲得賞金は916万円だった。馬術競技では、2016年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、2020フジホースショー・サマーグランプリ(2スター)でフジ中障害飛越競技Dファイナル優勝などの成績を残している。
ジャパンブリーディングカップ
120cm
-優勝-
林 義昌&キャリ―ズクラリッサ号
(北総乗馬クラブ)
8人馬が出場したジャパンブリーディングカップ 120cm(標準障害飛越競技 238.2.2/120cm以下)では、第1走行で3人馬がクリアラウンドし、ジャンプ・オフに進出。迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の29.54秒をマークした林 義昌&キャリ―ズクラリッサ号(北総乗馬クラブ)が見事に優勝を飾り、賞金50万円を獲得した。
続いて、杉本瑞生&ロレンジア号(Stable FEDERIA)が減点0、31.64秒で2位、塚本敏一&ファン・カルロス号(JRA馬事公苑)が減点4、29.40秒で3位に。以下、第1走行を減点4でフィニッシュした林 忠義&クリスティアーノ号(北総乗馬クラブ)が4位、減点8だった岡田有里&ノボリドリーム号(笠松ライディングスクール)が5位に入った。
キャリ―ズクラリッサ号(北総乗馬クラブ)は千葉県産の中半血種(5歳牝馬)。2022年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、那須グランドホースショー2022(4スター)でMDノーマル5位、ジャパン・オープン2022年度 第6戦(4スター)で Eグレード決勝4位という成績を残している。
※写真はイメージです。