ジャパン・オープン2022年度 第8戦(日本馬術連盟公認2*競技会)競技結果/2023年2月17日(金)~2月19日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[ジャパン・オープン2022年度 第8戦/日本馬術連盟公認2*競技会]

2023年2月17日(金)~2月19日(日)の3日間にわたり、ジャパン・オープン2022年度 第8戦(開催地:つま恋乗馬倶楽部/静岡県掛川市)が開催され、最終日にはB・C・D・E各グレードの決勝競技が行われた(AⅡグレード決勝は不成立)。競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

ジャパン・オープンは、日本で初めて馬の能力に応じたグレード制を導入した障害馬術競技のシリーズ戦であり、2022年度は全9大会を開催予定。AⅡグレード(大障害B)、Bグレード(中障害A)、Cグレード(中障害B)、Dグレード(中障害C)、Eグレード(中障害D)という5つのグレードで競技が実施され、第1戦~第7戦までのグレード別年間ポイント上位馬匹、第1戦~第7戦までに4回以上参加した団体(頭数無制限)、主催者推薦を受けた馬匹がファイナル戦の出場権を獲得する。また、年間トータルポイントランキング上位の人馬 、グレード別ランキン グ1位の馬匹には、賞金または賞品が授与される。

ジャパン・オープン2022年度 第8戦(日本馬術連盟公認2*競技会)開催案内/2023年2月17日(金)~2月19日(日)

Cグレード(中障害B)決勝

-優勝-
豊原愛菜&ドルチェヴィータKDW号
(エンゼル乗馬クラブ)

10人馬が出場したCグレード決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)では、5人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフでは、豊原愛菜&ドルチェヴィータKDW号(エンゼル乗馬クラブ)が34.09秒で唯一のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。見事に優勝に飾り、賞金8万円を獲得した。

続いて、阿部尊留&ワイモンド号(日本中央競馬会競馬学校)が減点4、37.25秒で2位、廣田直哉&オマー号(日本中央競馬会競馬学校)が減点8、34.80秒で3位、當間桃子&ルーシー・エルミタージュ号(藤沢乗馬クラブ)が減点8、36.41秒で4位、落合希美&レンテリヒト号(犬山乗馬クラブ)が失権で5位となった。

なお、大会初日のCグレードS&H、2日目のCグレード標準障害を連勝した平永健太&C’sヴェルビータ号(乗馬クラブクレイン千葉富津)は決勝競技への出場を見送っている。

ドルチェヴィータKDW号(エンゼル乗馬クラブ)はベルギー産のザンガーシャイド種(14歳牝馬)。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ジャパン・オープン2021年度 第6戦(4スター)で Cグレード標準障害優勝、2021フジホースショー・ファイナルグランプリ(2スター)でフジ中障害飛越競技B優勝などの成績を残している。

Bグレード(中障害A)決勝

-優勝-
矢田祐基&シーバスリーガル号
(日本中央競馬会馬事公苑)

3人馬が出場したBグレード決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)では、矢田祐基&シーバスリーガル号(日本中央競馬会馬事公苑)が75.19秒で第1走行唯一のクリアラウンド。見事に優勝を飾り、賞金8万円を獲得した。

続いて、平尾 賢&ドナルドZ号(エンゼル乗馬クラブ)が減点4、69.32秒で2位、杉山慎一郎&ライジングサン号(藤沢乗馬クラブ)が減点4、73.98秒で3位となった。なお、大会初日のBグレードS&Hを勝った水山大輔&ユニカカルビノズボーイZ号(株式会社ユニカ)、2日目のBグレード標準障害を勝った平永健太&C’sヴェルビータ号(乗馬クラブクレイン千葉富津)は、いずれも決勝競技への出場を見送っている。

シーバスリーガル号(日本中央競馬会馬事公苑)はドイツ産のオルデンブルが-種(16歳セン馬)。2019年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ジャパン・オープン2021年度 第5戦(3スター)でBグレードS&H優勝、2020年度 第2戦(2スター)および2019年度 第5戦(3スター)でAⅡグレード標準障害優勝などの成績を残している。

※写真はイメージです(つま恋乗馬倶楽部での競技風景)