[ジャパン・オープン2022年度 第7戦/日本馬術連盟公認1*競技会]
2023年1月27日(金)~1月29日(日)の3日間にわたり、ジャパン・オープン2022年度 第7戦(開催地:つま恋乗馬倶楽部/静岡県掛川市)が開催され、最終日にはC・D・E各グレードの決勝競技が行われた(AⅡグレード決勝およびBグレード決勝は不成立)。競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
ジャパン・オープンは、日本で初めて馬の能力に応じたグレード制を導入した障害馬術競技のシリーズ戦であり、2022年度は全9大会を開催予定。AⅡグレード(大障害B)、Bグレード(中障害A)、Cグレード(中障害B)、Dグレード(中障害C)、Eグレード(中障害D)という5つのグレードで競技が実施され、第1戦~第7戦までのグレード別年間ポイント上位馬匹、第1戦~第7戦までに4回以上参加した団体(頭数無制限)、主催者推薦を受けた馬匹がファイナル戦の出場権を獲得する。また、年間トータルポイントランキング上位の人馬 、グレード別ランキン グ1位の馬匹には、賞金または賞品が授与される。
Cグレード(中障害B)決勝
-優勝-
落合希美&レンテリヒト号
(犬山乗馬クラブ)
7人馬が出場したCグレード決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)では、2人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。一騎打ちとなったジャンプ・オフでは、大会2日目のCグレード標準障害を勝った落合希美&レンテリヒト号(犬山乗馬クラブ)が減点4、46.08秒でフィニッシュし、見事に優勝を飾った。
対する吉田なな美&サトノエンペラー号(MITA馬事公苑 吉田stable)は減点8、47.58秒で2位に敗れ、大会初日のCグレード標準障害に続く、このクラス2勝目を上げることはできなかった。以下、第1走行で減点4だった森本健史&カジーロ号(つま恋乗馬倶楽部)が3位、減点9だった渡辺祐香&ベンガロ号(つま恋乗馬倶楽部)が4位、減点35だった渡邊麻夏&ペコラM号(明治大学馬術部)が5位となった。
レンテリヒト号(犬山乗馬クラブ)はオランダ産のKWPN種(16歳セン馬)。2020年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ジャパン・オープン2020年度 第6戦(1スター)でDグレード標準障害優勝、2022愛知馬術大会 障害の部(1スター)で障害飛越競技MC優勝、わかしゃち記念東海馬術大会2022(1スター)で障害120を2勝といった成績を残している。
※写真はイメージです(つま恋乗馬倶楽部での競技風景)