ジャパン・オープン2022年度 第7戦(日本馬術連盟公認1*競技会)競技結果/2023年1月27日(金)~1月29日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[ジャパン・オープン2022年度 第7戦/日本馬術連盟公認1*競技会]

2023年1月27日(金)~1月29日(日)の3日間にわたり、ジャパン・オープン2022年度 第7戦(開催地:つま恋乗馬倶楽部/静岡県掛川市)が開催され、最終日にはC・D・E各グレードの決勝競技が行われた(AⅡグレード決勝およびBグレード決勝は不成立)。競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

ジャパン・オープンは、日本で初めて馬の能力に応じたグレード制を導入した障害馬術競技のシリーズ戦であり、2022年度は全9大会を開催予定。AⅡグレード(大障害B)、Bグレード(中障害A)、Cグレード(中障害B)、Dグレード(中障害C)、Eグレード(中障害D)という5つのグレードで競技が実施され、第1戦~第7戦までのグレード別年間ポイント上位馬匹、第1戦~第7戦までに4回以上参加した団体(頭数無制限)、主催者推薦を受けた馬匹がファイナル戦の出場権を獲得する。また、年間トータルポイントランキング上位の人馬 、グレード別ランキン グ1位の馬匹には、賞金または賞品が授与される。

ジャパン・オープン2022年度 第7戦(日本馬術連盟公認1*競技会)開催案内/2023年1月27日(金)~1月29日(日)

Eグレード(中障害D)決勝

-優勝-
平尾 賢&ダグラス号
(エンゼル乗馬クラブ)

6人馬が出場したEグレード決勝(二段階走行競技/110cm以下)では、2人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の27.51秒(第2段階のタイム。以下同)をマークした平尾 賢&ダグラス号(エンゼル乗馬クラブ)が見事に優勝。大会2日目のEグレード標準障害に続く、このクラス2勝目を飾った。

続いて、西角 崚&アルタイル号(乗馬クラブクレイン栃木)が減点0、27.78秒で2位、中根沙菜&クラウンシーズ号(乗馬クラブクレイン栃木)が減点4、31.11秒で3位、渡辺祐香&アバンテ号(つま恋乗馬倶楽部)が減点4、33.02秒で4位、西脇友彦&スカルディア号(徳島県馬術連盟)が減点5、35.05秒で5位に入った。

ダグラス号(エンゼル乗馬クラブ)はベルギー産のベルジャンウォームブラッド種(12歳牝馬)。2020年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、小淵沢グランプリ2021(2スター)でDグレード決勝優勝、2021フジホースショー・ファイナルグランプリ(2スター)でフジ中障害飛越競技Bファイナル優勝、ジャパン・オープン2022年度 第6戦(4スター)でCグレード決勝優勝などの成績を残している。

Dグレード(中障害C)決勝

-優勝-
髙嶋佑典&コレクター号
(佐賀県馬術連盟)

14人馬が出場したDグレード決勝(二段階走行競技/120cm以下)では、9人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の28.47秒(第2段階のタイム。以下同)をマークした髙嶋佑典&コレクター号(佐賀県馬術連盟)が見事に優勝。大会2日目のDグレード標準障害に続く、このクラス2勝目を飾った。

続いて、岩館正彦&チャコリーノ号(つま恋乗馬倶楽部)が減点0、28.73秒で2位、大会初日のDグレード標準障害を勝った西脇友彦&ヴァントゥー号(ニシワキステーブル)が減点0、29.24秒で3位、伊納伶香&R’sカーデリー号(犬山乗馬クラブ)が減点0、33.03秒で4位、渡辺祐香&ヴァンスカインデルズ・ダイモンド号(つま恋乗馬倶楽部)が減点0、33.28秒で5位に入った。

コレクター号(佐賀県馬術連盟)はドイツ産のホルシュタイナー種(13歳セン馬)。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ジャパン・オープン2021年度 第1戦(3スター)でDグレード標準障害優勝、とびうめ国体記念馬術大会2022(1スター)でとびうめ国体記念障害飛越競技2位などの成績を残している。

※写真はイメージです(つま恋乗馬倶楽部での競技風景)