[小淵沢グランプリ2022～ジャパン・オープン2022年度 第4戦～／日本馬術連盟公認2*競技会]
2022年7月29日（金）～7月31日（日）の3日間にわたり、小淵沢グランプリ2022～ジャパン・オープン2022年度 第4戦～（開催地：山梨県馬術競技場／山梨県北杜市）が開催され、最終日には各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
ジャパン・オープンでは、AⅡグレード（大障害B）、Bグレード（中障害A）、Cグレード（中障害B）、Dグレード（中障害C）、Eグレード（中障害D）という5つのグレードで競技が実施され、第1戦～第7戦までのグレード別年間ポイント上位馬匹、第1戦～第7戦までに4回以上参加した団体（頭数無制限）、主催者推薦を受けた馬匹がファイナル戦の出場権を獲得。また、年間トータルポイントランキング上位の人馬 、グレード別ランキン グ1位の馬匹には、賞金または賞品が授与される。
Eグレード（中障害D）決勝
－優勝－
杉山慎一郎＆エル・ヴィエント号
（藤沢乗馬クラブ）
40人馬が出場したEグレード決勝（標準障害飛越競技238.2.2／110cm以下）では、13人馬がジャンプ・オフ（優勝決定戦）へ。迎えたジャンプ・オフでは、6人馬がクリアラウンド（減点0で走行を終えること）。そのうち、一番時計の30.94秒をマークした杉山慎一郎＆エル・ヴィエント号（藤沢乗馬クラブ）が見事に優勝を飾った。
続いて、藤田かれん＆シュタルクリーガー号（藤沢乗馬クラブ）が減点0、32.53秒で2位に入り、藤沢乗馬クラブ勢が1.2フィニッシュ。以下、齋藤衣湖＆エマ・レポリス号（STABLE HORSE POWER）が減点0、33.14秒で3位、阿日塔＆ウェレンドルフ号（Tokaiホースパーク）が減点0、33.32秒で4位、小西凛生＆エテルノK号（座間近代乗馬クラブ）が減点0、37.39秒で5位に入った。なお、大会2日目のEグレード標準障害を勝った前島 仁＆タガノカイリ号（ステーブルDIMPLE）はジャンプ・オフの走行を減点8でフィニッシュし、10位という結果に終わっている。
エル・ヴィエント号（藤沢乗馬クラブ）はオランダ産のKWPN種（15歳セン馬）。2013年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ジャパン・オープン2016 第1戦（3スター）、第3戦（3スター）でCグレード決勝優勝、ジャパン・オープン2018年度 第8戦（3スター）でCグレード標準障害優勝、第10戦（2スター）でDグレード標準障害優勝、ジャパン・オープン2019年度 第8戦（3スター）でCグレード標準障害優勝という成績を残している。
Dグレード（中障害C）決勝
－優勝－
今井有希奈＆C.Cトップ号
（犬山乗馬クラブ）
10人馬が出場したDグレード決勝（標準障害飛越競技238.2.2／120cm以下）では、6人馬がジャンプ・オフへ進出。迎えたジャンプ・オフでは、5人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の33.68秒をマークした今井有希奈＆C.Cトップ号（犬山乗馬クラブ）が見事に優勝を飾った。
続いて、落合希美＆レンテリヒト号（犬山乗馬クラブ）が減点0、36.17秒で2位に入り、犬山乗馬クラブ勢が1.2フィニッシュ。以下、矢野雄也＆キャットウィーズルB号（成田乗馬クラブ）が減点0、36.74秒で3位、前田実優＆カスカーザ号（座間近代乗馬クラブ）が減点0、39.09秒で4位、渡辺瑠伊＆チュパリイド号（STABLE HORSE POWER）が減点0、44.96秒で5位に入った。なお、大会2日目のDグレード標準障害を勝った芹澤永治＆スピーディー号（ステーブルクリアラウンド）は第1走行を減点4でフィニッシュし、8位という結果に終わっている。
C.Cトップ号（犬山乗馬クラブ）はドイツ産のホルシュタイナー種（15歳セン馬）。2016年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ジャンピングホースショーT・イン・愛知2021（1スター）の中障害Cクラスで2勝、ジャパン・オープン2020年度 第6戦（1スター）の中障害Bクラスで2勝をマークしている。
※写真はイメージです（山梨県馬術競技場での競技風景）