[小淵沢グランプリ2021～ジャパン・オープン2021年度 第4戦～／日本馬術連盟公認2*競技会]
2021年7月16日（金）～7月18日（日）の3日間にわたり、小淵沢グランプリ2021～ジャパン・オープン2021年度 第4戦～（開催地：山梨県馬術競技場／山梨県北杜市）が開催され、最終日には各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
ジャパン・オープンは、日本で初めて馬の能力に応じたグレード制を導入した障害馬術競技のシリーズ戦であり、2021年度は全9大会を開催予定。AⅠグレード（大障害A）、AⅡグレード（大障害B）、Bグレード（中障害A）、Cグレード（中障害B）、Dグレード（中障害C）、Eグレード（中障害D）という6つのグレードで競技が実施され、第1戦～第7戦までのグレード別年間ポイント上位馬匹、第1戦～第7戦までに4回以上参加した団体（頭数無制限）、主催者推薦を受けた馬匹がファイナル戦の出場権を獲得。また、年間トータルポイントランキング上位の人馬 、グレード別ランキン グ1位の馬匹には、賞金または賞品が授与される。
Eグレード（中障害D）決勝
－優勝－
平尾 賢＆ピムペルネル号
（エンゼル乗馬クラブ）
59人馬が出場したEグレード決勝（標準障害飛越競技238.2.2／110cm以下）では、30人馬がジャンプ・オフ（優勝決定戦）へ進出。迎えたジャンプ・オフでは、一番時計の28.75秒をマークした平尾 賢＆ピムペルネル号（エンゼル乗馬クラブ）が見事に優勝を飾った。
続いて、瀧田 玲＆グッドルーカス号（那須トレーニングファーム）が減点0、29.22秒で2位、山本香奈枝＆ゴールデン・サンシャイン・リモーネ号（那須トレーニングファーム）が減点0、29.31秒で3位、野本輝仁＆ヴィゼル号（藤沢乗馬クラブ）が減点0、30.54秒で4位、大和田啓太＆フェニックスV号（東武乗馬クラブ＆クレイン）が減点0、30.57秒で5位に入った。
なお、大会初日のEグレード標準障害を勝った津田晴香＆シェリー・ネイ号（藤沢乗馬クラブ）はジャンプ・オフへ進んだが、減点4の17位。2日目のEグレード標準障害を勝った吉田裕之＆初恋号（MITA馬事公苑 吉田stable）は決勝競技には出場していない。
Dグレード（中障害C）決勝
－優勝－
平尾 賢＆ダグラス号
（エンゼル乗馬クラブ）
30人馬が出場したDグレード決勝（標準障害飛越競技238.2.2／120cm以下）では、17人馬がジャンプ・オフへ進出。ジャンプ・オフでは、一番時計の29.32秒でクリアラウンドした平尾 賢＆ダグラス号（エンゼル乗馬クラブ）が見事に優勝。2日目のDグレード標準障害に続く、このクラス2勝目を上げた。
2位には減点0、30.62秒の広田大和＆ブレイヴスターズofヤス号（那須トレーニングファーム）、3位は減点0、32.08秒の広田大和＆キャンベラZ号（那須トレーニングファーム）、4位は減点0、33.40秒の岡田華穂＆アマルフィ号（ホースファームエルミオーレ豊田）、5位は減点0、34.39秒の藤田かれん＆シュタルクリーガー号（藤沢乗馬クラブ）が入った。
なお、大会初日のDグレード標準障害を勝った篠原正紀＆ブルーキッド号（八王子乗馬倶楽部）は決勝競技に出場していない。
※写真はイメージです（山梨県馬術競技場での競技風景）