ジャパン・オープン2020年度 第8戦(日本馬術連盟公認2*競技会)競技結果/2021年2月19日(金)~2月21日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[ジャパン・オープン2020年度 第8戦/日本馬術連盟公認2*競技会]

2月19日(金)~2月21日(日)の3日間にわたり、ジャパン・オープン2020年度 第8戦(開催地:つま恋乗馬倶楽部/静岡県掛川市)が開催され、最終日には各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

ジャパン・オープンは、日本で初めて馬の能力に応じたグレード制を導入した障害馬術競技のシリーズ戦であり、2020年度は全9大会を開催。AⅠ(大障害A)、AⅡ(大障害B)、B(中障害A)、C(中障害B)、D(中障害C)、E(中障害D)という6つのグレードで競技が実施され、年間トータルのポイントランキング上位の人馬、グレード別ランキング1位の馬匹には奨励金または賞品が授与される。

ジャパン・オープン2020年度 第8戦(日本馬術連盟公認2*競技会)開催案内/2021年2月19日(木)~2月21日(日)

Cグレード(中障害B)決勝

-優勝-
渡辺祐香&ロイヤルズサン号
(つま恋乗馬倶楽部)

Cグレード決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)には10人馬が出場し、3人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。ジャンプ・オフでは、トップバッターの髙橋慧斗&ライトフット号(座間近代乗馬クラブ)が早々とクリアラウンド。42.09秒をマークする。

しかし、続く2番目、2004アテネ五輪日本代表の渡辺祐香&ロイヤルズサン号(つま恋乗馬倶楽部)が33.81秒でクリアラウンド。一番時計を8秒以上も更新する会心のパフォーマンスで堂々首位に躍り出る。その後、最終3番目の中島康宏&チェスターB号(パロミノ・ポニークラブ)が減点17で走行を終えたため、渡辺祐香&ロイヤルズサン号(つま恋乗馬倶楽部)が見事にCグレード決勝を制し、優勝賞金8万円を獲得した。

以下、2位には減点0、タイム42.09秒の髙橋慧斗&ライトフット号(座間近代乗馬クラブ)、3位に減点17、タイム49.05秒の中島康宏&チェスターB号(パロミノ・ポニークラブ)、4位に減点4、タイム58.63秒(第1走行での減点とタイム。以下同)の今井有希奈&C.Cトップ号(犬山乗馬クラブ)、5位に減点4、タイム59.57秒の水谷ひなた&セワルディン号(ベルホースファーム)が入った。

Bグレード(中障害A)決勝

-優勝-
梁川正重&ファーレンハイトファンヘッドアウデホーク号
(カシオペアライディングパーク)

Bグレード決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)には8人馬が出場し、4番の草薙達也&クラバット号(座間近代乗馬クラブ)、7番の梁川正重&ファーレンハイトファンヘッドアウデホーク号(カシオペアライディングパーク)が第1走行を減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフへ。

一騎打ちとなったジャンプ・オフでは、最初にスタートした草薙達也&クラバット号(座間近代乗馬クラブ)が減点4、タイム38.65秒でフィニッシュ。対して、2番目の梁川正重&ファーレンハイトファンヘッドアウデホーク号(カシオペアライディングパーク)も同じく減点4で走行を終えたが、タイムは38.16秒。以上の結果、梁川正重&ファーレンハイトファンヘッドアウデホーク号(カシオペアライディングパーク)が見事にBグレード決勝を制し、優勝賞金10万円を手にした。

以下、2位には減点4、タイム38.65秒の草薙達也&クラバット号(座間近代乗馬クラブ)、3位に減点4、タイム66.61秒(第1走行での減点とタイム。以下同)の杉山慎一郎&ハッピーサンシャイン号(藤沢乗馬クラブ)、4位に減点4、タイム68.41秒の渡辺祐香&コンスタンタン号(つま恋乗馬倶楽部)、5位に減点4、タイム69.13秒の池田大樹&マペット・テル・エルゼン号(佐伯ホースパーク)が入った。

※写真はイメージです(つま恋乗馬倶楽部での競技風景)