ジャパン・オープン2020年度 第5戦(日本馬術連盟公認4*競技会)競技結果/2020年10月29日(木)~11月1日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[ジャパン・オープン2020年度 第5戦/日本馬術連盟公認4*競技会]

10月29日(木)~11月1日(日)の4日間にわたり、ジャパン・オープン2020年度 第5戦(開催地:つま恋乗馬倶楽部/静岡県掛川市)が開催され、最終日には各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

ジャパン・オープンは、日本で初めて馬の能力に応じたグレード制を導入した障害馬術競技のシリーズ戦であり、2020年度は全9大会を開催。AⅠ(大障害A)、AⅡ(大障害B)、B(中障害A)、C(中障害B)、D(中障害C)、E(中障害D)という6つのグレードで競技が実施され、年間トータルのポイントランキング上位の人馬、グレード別ランキング1位の馬匹には奨励金または賞品が授与される。

ジャパン・オープン2020年度 第5戦(日本馬術連盟公認4*競技会)開催案内/2020年10月30日(金)~11月1日(日)

FEIワールドカップ・掛川大会

-優勝-
髙田 潤&アヤックス号
(SILVANO STABLES)

9人馬が出場したFEIワールドカップ・掛川大会(標準障害飛越競技 238.2.2/160cm以下)では、宇都宮誉司&Eアルバ号(成田乗馬クラブ)、髙田 潤&アヤックス号(SILVANO STABLES)が減点4で第1走行の走行を終え、この2人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)に進出。

迎えたジャンプ・オフでは、最初にスタートを切った宇都宮誉司&Eアルバ号(成田乗馬クラブ)が規定タイムオーバーの減点1でフィニッシュ。対する髙田 潤&アヤックス号(SILVANO STABLES)は51.21秒で見事にクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。以上の結果、髙田 潤&アヤックス号(SILVANO STABLES)が今シーズンのワールドカップ2勝目をマークし、優勝賞金100万円を獲得した。

以下、2位に宇都宮誉司&Eアルバ号(成田乗馬クラブ)、3位にの北井一彰&BUMレニンゼックス号(BUM Equine)、4位に佃 日出彦&キングアーサー号(乗馬クラブリバーサイドステーブル浜北)、5位に福島 章&リバティーSH号(STAR HORSES)、6位に杉山慎一郎&ハッピーサンシャイン号(藤沢乗馬クラブ)、7位に池田弘彰&ホーエンブルーフ・D・エース号(OISO乗馬クラブ)が入った。

Cグレード(中障害B)決勝

-優勝-
林 忠義&BUMエトピリカ号
(BUM Equine)

Cグレード決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/120cm以下)には29人馬が出場し、9人馬がジャンプ・オフへ進出。ジャンプ・オフでは、2番目にスタートを切った越野恭介&ヴィレリ号(駿ホースクラブ)が41.61秒でクリアラウンド。先に減点4で走行を終えていた渡辺祐香&パーシー号(つま恋乗馬倶楽部)をかわして、首位に立つ。

続く3番目の木村早希子&ヴェリシナ号(STAR HORSES)は32.54秒の好タイムをマークするが、1つバーを落として、惜しくも減点4でのフィニッシュとなる。しかし、4番目の林 忠義&BUMエトピリカ号(BUM Equine)が34.21秒でクリアラウンド。一番時計を7秒以上更新し、堂々首位に躍り出る。

その後、6番目の越野愛由美&カローナ号(駿ホースクラブ)、7番目の池田弘彰&リュミエールコジェイ号(ペガサス乗馬クラブ)、最終9番目の中野善弘&CRNベガス号(乗馬クラブクレイン千葉富津)が減点4で走行を終えるが、クリアラウンドする人馬は現れず。以上の結果、林 忠義&BUMエトピリカ号(BUM Equine)がCグレード決勝を制し、優勝賞金10万円を手にした。

以下、2位に減点0、タイム41.61秒の越野恭介&ヴィレリ号(駿ホースクラブ)、3位に減点4、タイム32.54秒の木村早希子&ヴェリシナ号(STAR HORSES)、4位に減点4、タイム33.37秒の池田弘彰&リュミエールコジェイ号(ペガサス乗馬クラブ)、5位に減点4、タイム35.23秒の中野善弘&CRNベガス号(乗馬クラブクレイン千葉富津)が入った。

※写真はイメージです(つま恋乗馬倶楽部での競技風景)