ジャパン・オープン2019年度 第8戦(日本馬術連盟公認3*競技会)競技結果/2020年3月6日(金)~3月8日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[ジャパン・オープン2019年度 第8戦/日本馬術連盟公認3*競技会]

3月6日(金)~3月8日(日)の3日間にわたり、ジャパン・オープン2019年度 第8戦(開催地:つま恋乗馬倶楽部/静岡県掛川市)が開催され、最終日には各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

ジャパン・オープンは、日本で初めて馬の能力に応じたグレード制を導入した障害馬術競技のシリーズ戦であり、2019年度は全9大会を開催。AⅠ(大障害A)、AⅡ(大障害B)、B(中障害A)、C(中障害B)、D(中障害C)、E(中障害D)という6つのグレードで競技が実施され、年間トータルのポイントランキング上位の人馬、グレード別ランキング1位の馬匹には奨励金または賞品が授与される。

Eグレード(中障害D)決勝

-優勝-
森本健史&BUMエアロビック号
(つま恋乗馬倶楽部)

Eグレード決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/110cm以下)には21人馬が出場し、5人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。1人馬が出場を辞退したため、4人馬で争われたジャンプ・オフでは、トップバッターの大島那菜&レーヴ号(ヴィルタスライディングクラブ)が41.02秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、後続の人馬にプレッシャーをかける。

続く2番目の増山大治郎&スプリングマーチ号(小山乗馬クラブ)、3番目の池田弘彰&ラパンドゥネージュ号(OISO乗馬クラブ)は、いずれも1つバーを落とし、減点4で敗退。しかし、最終4番目の森本健史&BUMエアロビック号(つま恋乗馬倶楽部)は38.92秒でクリアラウンド。大島のタイムを2秒以上も上回り、見事にEグレード(中障害D)決勝を制した。

Dグレード(中障害C)決勝

-優勝-
優勝人馬なし

Dグレード決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/120cm以下)には8人馬が出場。藤本花乃子&チキータⅡ号(牧之原乗馬クラブ)、栗本紗奈&ラルコバレーノ号(笠松ライディングスクール)が1落下の減点4で並び、ジャンプ・オフへ駒を進めた。

しかし、両人馬ともジャンプ・オフの出場を辞退したため、優勝人馬はなし。藤本花乃子&チキータⅡ号(牧之原乗馬クラブ)、栗本紗奈&ラルコバレーノ号(笠松ライディングスクール)が2位タイ、第1走行で減点13だった森本健史&BUMカウンティ号(つま恋乗馬倶楽部)が3位、同じく減点13だった小谷健斗&タルーベット号(ホースパークギャラクシー)がタイム差で4位、減点15だった武道芙祐&カレー号(つま恋乗馬倶楽部)が5位という結果に終わった。

Cグレード(中障害B)決勝

-優勝-
関口裕子&ドナート号
(日本乗馬倶楽部)

Cグレード決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)は、エントリーした16人馬のうち、14人馬が出場辞退。関口裕子&ドナート号(日本乗馬倶楽部)と吉田裕之&サトノエンペラー号(MITA馬事公苑 吉田stable)の一騎打ちとなった。

そして、最初にスタートを切った関口裕子&ドナート号(日本乗馬倶楽部)は1落下の減点4、タイム69.45秒でフィニッシュ。対する吉田裕之&サトノエンペラー号(MITA馬事公苑 吉田stable)は4落下の減点16で走行を終えたため、Cグレード決勝は関口裕子&ドナート号(日本乗馬倶楽部)の優勝となった。

※写真はイメージです(つま恋乗馬倶楽部での競技風景)