[ひょうごスプリングホースショー2023/日本馬術連盟3*競技会]
2023年3月17日(金)~3月19日(日)の3日間にわたり、ひょうごスプリングホースショー2023(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)が開催され、大会最終日は大障害B・中障害A・中障害B・中障害C・中障害D各クラスのファイナル(決勝競技)が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
中障害飛越D ファイナル
-優勝-
眞田 蒼&デイリーニュース号
(眞田ライディングクラブ)
75人馬が出場した中障害飛越D ファイナル(二段階走行競技/110cm以下)では、16人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の26.36秒(第2段階のタイム。以下同)をマークした眞田 蒼&デイリーニュース号(眞田ライディングクラブ)が見事に優勝を飾り、賞金6万円を獲得した。同コンビは大会2日目の中障害飛越D 標準形式も制しており、このクラス2勝目となる。
続いて、盛本悠月&ルスティカーナ号(RASTER STABLE)が減点0、28.41秒で2位、村上幸香&ツィータ号(SILVANO STABLES)が減点0、28.85秒で3位、眞田 凌&カイロ44号(眞田ライディングクラブ)が減点0、28.98秒で4位、小出謙介&ジントニック号(明石乗馬協会)が減点0、29.10秒で5位に入った。なお、大会初日の中障害飛越D S&Hを勝った西崎純郎&キャプテンウイング号(岡山乗馬倶楽部)はファイナル出場を見送っている。
デイリーニュース号(眞田ライディングクラブ)はオランダ産のKWPN種(15歳セン馬)。2019年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、みっきぃオータムホースショー2019(3スター)でみっきぃジャンプM-C partⅠ 優勝、ひょうごスプリングホースショー2021(3スター)で中障害飛越D 標準形式優勝。また、全日本障害馬術大会2022 PartⅡでは中障害飛越競技D決勝を制し、初の全日本タイトルを手にしている。
中障害飛越C ファイナル
-優勝-
政兼実佳&アザモア号
(福井県馬術連盟)
35人馬が出場した中障害飛越C ファイナル(二段階走行競技/120cm以下)では、6人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の30.76秒(第2段階のタイム。以下同)をマークした政兼実佳&アザモア号(福井県馬術連盟)が見事に優勝を飾り、賞金6万円を獲得した。
続いて、奥野竜三&エルバンディート号(神戸乗馬倶楽部)が減点0、30.82秒で2位、泉 和華子&クアドリフォリオ号(同志社大学馬術部)が減点0、30.92秒で3位、松岡凜桜&アンフルールVDトレプケスZ号(K・Tステーブル)が減点0、33.75秒で4位、柿本早紀&ヒコ・グラーティア号(ニッケ乗馬クラブクレイン加古川)が減点0、36.34秒で5位に入った。なお、大会2日目の中障害飛越C 標準形式を勝った有田奏司郎&シャテル・ファン・デ・ヴォルフサッカー号(京都大学馬術部)は減点15でフィニッシュし、24位という結果に終わっている
アザモア号(福井県馬術連盟)はドイツ産のハノーバー種(17歳セン馬)。2014年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本ジュニア障害馬術大会2017でヤングライダー障害飛越競技S&H3位、2017フジホースショー・スプリンググランプリ(2スター)でフジ中障害飛越競技Bファイナル優勝、 ひょうごスプリングホースショー2018(3スター)で中障害飛越Bファイナル優勝などの成績を残している。
※写真はイメージです(三木ホースランドパークでの競技風景)