[ひょうごスプリングホースショー2021/日本馬術連盟公認3*競技会]
2021年3月19日(金)~3月21日(日)の3日間にわたり、ひょうごスプリングホースショー2021(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)が開催され、大会最終日は中障害A・中障害B・中障害C・中障害D各クラスのファイナル(決勝競技)が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
中障害飛越D ファイナル
-優勝-
原田昂治&セドナ号
(岡山県立勝山高等学校蒜山高地)
75人馬がエントリーした中障害飛越D ファイナル(二段階走行競技/110cm以下)では競技序盤、10番の水谷亜紀&ジバゴ号(ベルホースファーム)が第2段階で24.10秒の好タイムで駆け抜け、クリアラウンド(減点0で走行を終えること)。先に減点0で走行を終えていた人馬のタイムを大きく上回り、首位に立つ。
続いて13番の篠原正紀&エリザベートレネット号(八王子乗馬倶楽部)、2日目の中障害飛越D 標準形式を制している14番の眞田 翔&デイリーニュース号(眞田ライディングクラブ)、22番の大森凪紗&スパロウ号(徳島乗馬倶楽部)などもクリアラウンドするが、いずれも水谷のタイムには及ばない。
しかし、39番の原田昂治&セドナ号(岡山県立勝山高等学校蒜山高地)が第2段階のタイム23.95秒でクリアラウンド、一番時計をわずか0.15秒だけ更新して、首位に躍り出る。その後、53番の山林真由美&ルスティカーナ号(鳥取県馬術連盟)、56番の山田翔大&ロミエ号(ベルホースファーム)、68番の眞田 凌&バルーズフライングシージェイ号(眞田ライディングクラブ)、69番の杉村真輝&チェセント号(岡山県立勝山高等学校蒜山高地)など9人馬が減点0でフィニッシュしたが、タイムは杉村の24.13秒が最高で3位止まり。
以上の結果、原田昂治&セドナ号(岡山県立勝山高等学校蒜山高地)が見事に中障害飛越D ファイナルを制し、優勝賞金8万円を獲得。2位に水谷亜紀&ジバゴ号(ベルホースファーム)、3位に杉村真輝&チェセント号(岡山県立勝山高等学校蒜山高地)、4位に篠原正紀&エリザベートレネット号(八王子乗馬倶楽部)、5位に山田翔大&ロミエ号(ベルホースファーム)が入った。
中障害飛越C ファイナル
-優勝-
岡本果林&ジゴロ号
(ドリームファーム)
42人馬がエントリーした中障害飛越C ファイナル(二段階走行競技/120cm以下)では競技序盤、全日本障害馬術大会2020 Part2で中障害飛越競技C決勝2連覇をはたした12番の眞田 翔&エメルソン号(眞田ライディングクラブ)が第2段階のタイム20.64秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていた三木翔一朗&大将号(明石乗馬協会)、下村早希&ヴァルコMZ号(ハーモニーファーム淡路)、片山 篤&S.ベロニカ号(徳島乗馬倶楽部)以下をかわして、首位に立つ。
しかし、18番の岡本果林&ジゴロ号(ドリームファーム)が第2段階で唯一20秒を切る19.73秒でクリアラウンド。一番時計を0.91秒更新して、首位に躍り出る。その後、25番の岡田華穂&アマルフィ号(ホースファームエルミオーレ豊田)、32番の村上幸香&ツィータ号(SILVANO STABLES)、38番の片山 篤&ディーナ号(徳島乗馬倶楽部)の3人馬がクリアラウンドしたが、タイムは片山のマークした23.24秒が最高で岡本には届かず。
以上の結果、岡本果林&ジゴロ号(ドリームファーム)が見事に中障害飛越C ファイナルを制し、優勝賞金8万円を獲得。2位が眞田 翔&エメルソン号(眞田ライディングクラブ)、3位が片山 篤&ディーナ号(徳島乗馬倶楽部)、4位が岡田華穂&アマルフィ号(ホースファームエルミオーレ豊田)、5位が三木翔一朗&大将号(明石乗馬協会)という結果に終わった。
※写真はイメージです(三木ホースランドパークでの競技風景)