[ひょうごインドアグランプリ2021/日本馬術連盟公認4*競技会]
2021年12月3日(金)~12月5日(日)の3日間にわたり、ひょうごインドアグランプリ2021(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)が開催され、、大会2日目にFEIワールドカップ 日本リーグ・三木大会(CSI1*-W Miki/大障害A)、最終日には大会メイン競技のひょうごグランプリ(中障害Aファイナル)のほか、中障害B・C・Dクラスのファイナルが行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
中障害飛越Cファイナル
-優勝-
波里しおり&ファイヤーフェ号
(YUKI HARI SORT HORSES)
33人馬が出場した中障害飛越Cファイナル(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、16人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。迎えたジャンプ・オフでは、6番目、大会初日の中障害飛越C S&Hを勝った岡本果林&ジゴロ号(ドリームファーム)が35.64秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていた松島更紗&キャッシュキャスパー号(成田乗馬クラブ)をかわして、首位に立つ。
7番目の小栗優玄&チヴァリアSH号(YUKI HARI SORT HORSES)、9番目の宮本 薫&エルヴィス号(乗馬クラブスタリオンステーブル)、10番目の 政兼実佳&エイプリルズパラント号(福井県馬術連盟)も減点0で続くが、いずれも岡本のタイムを上回ることはできない。
しかし、11番目の波里しおり&ファイヤーフェ号(YUKI HARI SORT HORSES)が34.20秒でクリアラウンド。一番時計を1.44秒更新して首位に躍り出ると、後続も14番目の阿日塔&ナイルゲームスターAⅡ号( Tokaiホースパーク)、最終16番目の柿本早紀&ヒコグラーティア号(ニッケ乗馬クラブクレイン加古川)がクリアラウンドしたが、一番時計の更新はならず。
以上の結果、波里しおり&ファイヤーフェ号(YUKI HARI SORT HORSES)が見事に中障害飛越Cファイナルを制し、優勝賞金10万円を獲得。岡本果林&ジゴロ号(ドリームファーム)が減点0、35.64秒で2位、政兼実佳&エイプリルズパラント号(福井県馬術連盟)が減点0、36.55秒で3位、宮本 薫&エルヴィス号(乗馬クラブスタリオンステーブル)が減点0、37.65秒で4位、松島更紗&キャッシュキャスパー号(成田乗馬クラブ)が減点0、38.01秒で5位となった。
なお、大会2日目の中障害飛越C 標準を勝った朴本真侑&ラスベガスS号(成田乗馬クラブ)は、ジャンプ・オフの走行を減点8でフィニッシュ。15位という結果に終わっている。
中障害飛越Dファイナル
-優勝-
原田昂治&グラニト号
(岡山県立勝山高等学校蒜山校地)
65人馬が出場した中障害飛越Dファイナル(二段階走行競技/110cm以下)の競技序盤、13番の品川皇王&フィットリア号(カシオペアライディングパーク)が22.32秒(第2段階のタイム。以下同)の好タイムでクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。先に減点0で走行を終えていた谷野雅憲&ジャスト・ドゥ・イット号(両備乗馬クラブ クレイン岡山 )らをかわして、首位に立つ。
続いて、19番の小出謙介&スカイ号(明石乗馬協会)、30番の細野茂之&ユーリ号(八王子乗馬俱楽部)、終盤には46番の西崎純郎&ジェントルヴェルテ号(岡山乗馬俱楽部)、52番の佐藤賢希&慈梛号(明松寺馬事公苑)らがクリアラウンドしたが、いずれも一番時計を更新することはできない。しかし、58番の原田昂治&グラニト号(岡山県立勝山高等学校蒜山校地)が21.85秒でクリアラウンド。一番時計を0.47秒更新して首位に躍り出ると、後続にクリアラウンドする人馬は現れず。
以上の結果、原田昂治&グラニト号(岡山県立勝山高等学校蒜山校地)が見事に中障害飛越Dファイナルを制し、優勝賞金10万円を獲得。品川皇王&フィットリア号(カシオペアライディングパーク)が減点0、22.32秒で2位、西崎純郎&ジェントルヴェルテ号(岡山乗馬俱楽部)が減点0、22.51で3位、谷野雅憲&ジャスト・ドゥ・イット号(両備乗馬クラブ クレイン岡山 )が減点0、23.08秒で4位、佐藤賢希&慈梛号(明松寺馬事公苑)が減点0、23.18秒で5位に入った。
なお、大会初日の中障害飛越D S&H、2日目の中障害飛越D 標準(A)を連勝していた佐藤 泰&黒姫号(長野県馬術連盟)は減点4でのフィニッシュとなり、30位という結果に終わっている。
※写真はイメージです(三木ホースランドパークでの競技風景)