[ひょうごインドアグランプリ2021/日本馬術連盟公認4*競技会]
2021年12月3日(金)~12月5日(日)の3日間にわたり、ひょうごインドアグランプリ2021(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)が開催され、大会2日目にFEIワールドカップ 日本リーグ・三木大会(CSI1*-W Miki/大障害A)、最終日に大会メイン競技のひょうごグランプリ(中障害Aファイナル)、中障害B・C・Dクラスのファイナルが行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
FEIワールドカップ・三木大会
-優勝-
草薙達也&クラバット号
(座間近代乗馬クラブ)
3人馬で争われたFEIワールドカップ・三木大会(標準障害飛越競技 238.2.2/160cm以下)では、ディフェンディングチャンピオンの草薙達也&クラバット号(座間近代乗馬クラブ)が減点12でフィニッシュ。唯一の完走で2連覇を達成し、賞金100万円を獲得した。なお、西崎純郎&エクスキャリバー号(岡山乗馬俱楽部)は2反抗失権、大会初日の大障害飛越B S&Hを勝った佐藤 泰&兀地号(明松寺馬事公苑)は途中棄権に終わり、いずれも順位がつかなった。
中障害飛越Aファイナル
ひょうごグランプリ
-優勝-
佐藤賢希&慈龍号
(明松寺馬事公苑)
20人馬が出場した中障害飛越Aファイナル ひょうごグランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)では、3人馬がジャンプ・オフへ。迎えたジャンプ・オフでは、大会2日目の中障害飛越A 標準を勝った岩館正彦&CRNコフスハーバー号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が減点4でフィニッシュ。
しかし、2番目の佐藤賢希&慈龍号(明松寺馬事公苑)は41.92秒の好タイムでクリアラウンド。岩舘をかわして首位に躍り出ると、最終3番目の佐藤 泰&兀地号(明松寺馬事公苑)もクリアラウンドをきめたが、タイムは42.20秒で一番時計を更新することはできず。
以上の結果、佐藤賢希&慈龍号(明松寺馬事公苑)が見事にひょうごグランプリを制し、優勝賞金100万円を獲得。佐藤 泰&兀地号(明松寺馬事公苑)が2位、岩館正彦&CRNコフスハーバー号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が3位、第1走行で減点1だった吉村英喜&カスコ号(福井県馬術連盟)が4位、減点4だった波里有輝&モルガナバンデルイスヘイデ号(YUKI HARI SORT HORSES)が5位に入った。
なお、大会初日の中障害飛越A S&Hを勝った井元躍登&IMTマンバ号(成田乗馬クラブ)は第1走行を減点4でフィニッシュ。ジャンプ・オフ進出を逃し、10位という結果に終わっている。
中障害飛越Bファイナル
-優勝-
朴本真侑&ユニカアルレッテ号
(株式会社ユニカ)
23人馬が出場した中障害飛越B ファイナル(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)では、5人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。迎えたジャンプ・オフでは、2番目の井元躍登&IMTゼウス号(成田乗馬クラブ)が41.83秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていた宇都宮誉司&Eアルバ号(成田乗馬クラブ)のタイムを上回り、首位に立つ。
しかし、3番目の朴本真侑&ユニカアルレッテ号(株式会社ユニカ)が39.59秒でクリアラウンド。一番時計を2秒以上更新する快走で首位に躍り出ると、4番目の水山大輔&カヴィア・ドゥ・ウィンシアZ号(ホースパークギャラクシー)は減点4、最終5番目、大会初日の中障害飛越B S&Hを勝った朴本真侑&ユニカカルビノズボーイZ号(株式会社ユニカ)は減点8でフィニッシュ。
以上の結果、朴本真侑&ユニカアルレッテ号(株式会社ユニカ)が見事に中障害飛越Bファイナルを制し、優勝賞金10万円を獲得。井元躍登&IMTゼウス号(成田乗馬クラブ)が減点0、41.83秒で2位、宇都宮誉司&Eアルバ号(成田乗馬クラブ)が減点0、42.09秒で3位、水山大輔&カヴィア・ドゥ・ウィンシアZ号(ホースパークギャラクシー)が減点4で4位、朴本真侑&ユニカカルビノズボーイZ号(株式会社ユニカ)が減点8で5位となった。
※写真はイメージです(三木ホースランドパークでの競技風景)