[ひょうごインドアグランプリ2020/日本馬術連盟公認4*競技会]
11月27日(金)~29日(日)の3日間にわたり、ひょうごインドアグランプリ2020(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)が開催され、大会2日目にFEIワールドカップ 日本リーグ・三木大会(CSI1*-W Miki/大障害A)、最終日には大会メイン競技のひょうごグランプリ(中障害Aファイナル)のほか、中障害B・C・Dクラスのファイナルが行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
中障害飛越Bファイナル
-優勝-
水山大輔&チャカト号
(成田乗馬クラブ)
28人馬が出場した中障害飛越B ファイナル(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)では、15人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。ジャンプ・オフでは、トップバッターの水山大輔&チャカト号(成田乗馬クラブ)が早々とクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。いきなり37.39秒の好タイムをマークし、後続にプレッシャーをかける。
2番目の飯島啓介&ジプシーボーイ号(成田乗馬クラブ)も減点0で続くが、タイムは39.97秒と水山に及ばない。さらに、7番目の髙田耕平&ウォールストリート号(STABLE HORSEPOWER)、9番目の木原れな&ビッグキャッシュ号(Master Horse)、13番目の佐藤 泰&兀地号(明松寺馬事公苑)がクリアラウンドしたが、タイムは髙田のマークした39.86秒が最高で一番時計の更新はならず。以上の結果、水山大輔&チャカト号(成田乗馬クラブ)が見事に中障害飛越B ファイナルを制し、優勝賞金10万円を手にした。
以下、2位に減点0、タイム39.86秒の髙田耕平&ウォールストリート号(STABLE HORSEPOWER)、3位に減点0、タイム39.97秒の飯島啓介&ジプシーボーイ号(成田乗馬クラブ)、4位には減点0、タイム42.06秒の佐藤 泰&兀地号(明松寺馬事公苑)、5位に減点0、タイム43.26秒の木原れな&ビッグキャッシュ号(Master Horse)が入った。
なお、大会2日目の中障害飛越B 標準を勝った原田いずみ&ディナスティ号(霧島高原乗馬クラブ)は8位、初日の中障害飛越B スピード&ハンディネスを勝った眞田 翔&マシェリ号(眞田ライディングクラブ)は12位に終わっている。
中障害飛越Aファイナル
ひょうごグランプリ
-優勝-
西崎純郎&エクスキャリバー号
(岡山乗馬倶楽部)
中障害飛越Aファイナル ひょうごグランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)には26人馬が出場し、4人馬がジャンプ・オフへ進出。ジャンプ・オフでは、トップバッターの木原康弘&ブルース号(Master Horse)は33.91秒の好タイムをマークするも、1つバーを落として減点4。
2番目の村岡一孝&キングスクロス号(霧島高原乗馬クラブ)は減点16で敗退。さらに3番目、2日目の中障害飛越A 標準を勝った鯨岡啓輔&クワイトライト号は1落下の減点4でフィニッシュするが、タイムは34.85秒で木原には届かない。しかし、最終4番目の西崎純郎&エクスキャリバー号(岡山乗馬倶楽部)が36.63秒でクリアラウンド。見事に中障害飛越Aファイナル ひょうごグランプリを制し、優勝賞金100万円を獲得した。
以下、2位に木原康弘&ブルース号(Master Horse)、3位に鯨岡啓輔&クワイトライト号(東関東ホースアンドハウンド)、4位に村岡一孝&キングスクロス号(霧島高原乗馬クラブ)、5位に木原康弘&エスクリーノ3号(Master Horse)が入った。なお、初日の中障害飛越A スピード&ハンディネスを勝った原田亜依&ヒペリカム・C号(志方西部乗馬倶楽部)は15位に終わっている。
写真はイメージです(三木ホースランドパークでの競技風景)