[ハブサイド・ジャンピング・ヴァランス2021 ウィーク2/CSI4* Valence]
現地時間29日、ハブサイド・ジャンピング・ヴァランス2021 ウィーク2(開催地:フランス/ヴァランス)最終日に行われたハブサイドストアグランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/155cm)にて、フランソワ・ザビエル・ブーダント(フランス)&ブレイジル・デュ・メゼル号が優勝。2位にジョン・ウィテカー(イギリス)&ユニック・デュ・フランポート号、3位にロドリゴ・ギエステイラ・アルメイダ(ポルトガル)&デルヴォー号が入った。
第1走行
出場37人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、2番のセドリック・ヒューレル(フランス)&ファンタジオ・フローリヴァル号。続く3番のジャンヌ・サドラン(フランス)&ヴァンナン号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、ニコラス・デルモット(フランス)&アイレックスVP号、ジョン・ウィテカー(イギリス)&ユニック・デュ・フランポート号、カルロス・エンリケ・ロペス・リザラゾ(コロンビア)&アドマラ2号など8人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル10人馬で争われることになった。
なお、世界ランク19位のシモン・ドレストア(フランス)は減点8、2016リオデジャネイロ五輪団体金メダリストのペネロペ・ルプレボ(フランス)は減点9で走行を終え、いずれもジャンプ・オフ進出を逃している。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、3番目のフランソワ・ザビエル・ブーダント(フランス)&ブレイジル・デュ・メゼル号が第1走行に続いてクリアラウンド。34.36秒の好タイムをマークして、首位に立つ。
カルロス・エンリケ・ロペス・リザラゾ(コロンビア)&アドマラ2号、ニコラス・デルモット(フランス)&アイレックスVP号など、4番目から7番目の人馬はいずれもクリアラウンドを逃して敗退が決定。8番目のジョン・ウィテカー(イギリス)&ユニック・デュ・フランポート号は減点0でフィニッシュしたが、タイムは35.40秒とわずかに届かない。
そして、9番目のティトゥアン・シューマッハ(フランス)&アトムZ号は減点4、最終10番目のロドリゴ・ギエステイラ・アルメイダ(ポルトガル)&デルヴォー号はクリアラウンドしたが、タイムは36.08秒で一番時計を更新することはできず。
以上の結果、フランソワ・ザビエル・ブーダント(フランス)&ブレイジル・デュ・メゼル号が見事にハブサイドストアグランプリを制し、優勝賞金25,000ユーロ(約325万円)を獲得した。
PHOTO:©Hubside Jumping