[ハブサイド・ジャンピング2021 ウィーク1/CSI4*Grimaud]
現地時間13日、ハブサイド・ジャンピング2021 ウィーク1(開催地:フランス/グリモー)最終日に行われたハブサイドグランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/155cm)にて、ジェシカ・スプリングスティーン(アメリカ)&RMFティンカーベル号が優勝。2位にオリヴィエ・ペロー(フランス)&GLイベンツ・ヴェネツィア・ディーアイグリー号、3位にメガン・モイソニエ(フランス)&コーディアル号が入った。
第1走行
出場33人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、3番のエドウィン・スミッツ(スイス)&ファレッツォ号。続いて、6番のジェローム・ヒューレル(フランス)&バイロン・デュ・テルマン号が減点0でフィニッシュし、この時点でジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、世界ランク11位でFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2018を制したビージー・マッデン(アメリカ)&グラント号、同ランク20位のマックス・クーナー(オーストリア)&EICコリオリ・デ・アイル号、27位のジェシカ・スプリングスティーン(アメリカ)&RMFティンカーベル号、オリヴィエ・ペロー(フランス)&GLイベンツ・ヴェネツィア・ディーアイグリー号、メガン・モイソニエ(フランス)&コーディアル号の5人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル7人馬で争われることになった。
なお、世界ランク12位のジュリアン・エパイヤール(フランス)は減点6、同ランク13位のクリスチャン・アールマン(ドイツ)は減点14で走行を終え、いずれもジャンプ・オフ進出を逃した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、3番目のジェシカ・スプリングスティーン(アメリカ)&RMFティンカーベル号が36.16秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたエドウィン・スミッツ(スイス)&ファレッツォ号をかわして、首位に躍り出る。
4番目のマックス・クーナー(オーストリア)&EICコリオリ・デ・アイル号、5番目のビージー・マッデン(アメリカ)&グラント号も減点0で続くが、いずれもスプリングスティーンのタイムを上回ることはできない。
さらに、5番目のオリヴィエ・ペロー(フランス)&GLイベンツ・ヴェネツィア・ディーアイグリー号、最終6番目のメガン・モイソニエ(フランス)&コーディアル号もクリアラウンドをきめたが、タイムはペローが36.40秒、モイソニエが39.01秒で一番時計の更新はならず。
以上の結果、ジェシカ・スプリングスティーン(アメリカ)&RMFティンカーベル号が見事にハブサイドグランプリを制し、優勝賞金25,000ユーロ(約331万円)を獲得した。
PHOTO:©Hubside Jumping